狂気系台本【ちゃんと見て】
兄弟のところや一人称は自由に変えてね!
あらすじ
父、母、兄(高校生)、主人公(中学生・双子)、双子の妹〇〇(名前)のごく普通の5人家族。主人公はどれだけ努力しても兄や双子の妹が文武両道の秀才で両親は兄や双子の妹のことを見て褒めるが、努力している主人公のことを全く見てくれない。その状況に耐えきれなくなった主人公が徐々に狂っていくお話。
〜台本〜
ただいま!今日、テスト全部返却されたよ!
見て見て!5教科全部100点だよ!
成績表も返されて、全部の教科オール5だよ!
あと、今年の文化祭の学年合唱の指揮者と体育祭の開始宣言と結果発表を言う係になったよ!
生徒会も生徒会長になったよ!
あ、兄さん…〇〇(双子の妹)、おかえりなさい。
じゃあ、僕は部屋に戻るね…テストはあとで取りに来るから。
(兄さんも双子の妹もテスト返却があって、テストは二人とも全部満点、兄も高校で生徒会長、双子の妹学年合唱とクラス合唱のピアノ伴奏者になったことを報告する。両親は二人を褒める様子を僕は廊下で静かに泣きながら聞いて、耐えられず自室に戻った主人公)
いいよね…兄さんも〇〇も褒められて…僕はどれだけ努力しても見てもらえない…
僕は、あの二人に勉学もスポーツも…何にも勝てない…僕ってやっぱりただの道具として見られてるのかな…僕は誰にも必要とされてないのかな…
とりあえず、解答用紙…取りに行こう。
(解答用紙をリビングに取りに行った主人公)
あれ…?僕のテストの解答用紙は?
え…なんでゴミ箱にあるの…?
あ…まぁ、そう…だよね…あははっ…僕のことなんてどうでもいいんだよね…僕はどうせ皆の「道具」なんでしょ…?「道具」の分際で兄さんや〇〇より上の立場になったらいけないんだもんね…?
え…?さっきの会話内容、全部廊下で聞いてたよ…
僕がいないところで言えるってことは、ずっと心の中で僕のことを「道具」として見てたんだよね?
ねぇ、僕の前でも言えるんでしょ?僕のことは「道具」として見てるって言えよっ!!
あははっ…そうだよね…そうなんだね…!
じゃあ、僕は…兄さんも、〇〇も、母さんも、父さんも…みんな、みーんな、「お人形」として見ることにするねっ♪
じゃあ、僕のことを毎日いじめて楽しんでる酷ーいお人形は…もう要らないよねっ♪
(主人公は兄さんと〇〇を包丁で刺した)
あははっ♪お人形なんだから悶えなくていいのに…
あーあ…すぐに死んでくれないと…
(耳元で言う感覚で)僕、困るんだけどなぁ…?
アハハハッ!動かなくなっちゃったっ♪
って、あれれ〜?あなた達は何で泣いてるの〜?
え〜っ?「人間じゃない化け物」だって?
アハハッ!やだなぁ〜!僕だって立派な人間だよ!
でも、こんな僕に育てたのは…
(耳元で言う感覚で)あなた達だよね?
あーあ、また泣いちゃったっ♪全く煩いなぁ…!
僕が言いたいのは、僕がこうなったのはあなた達がちゃーんと僕のことを見てなかったせいなんだよ?つ・ま・り!自業自得ってことだよ〜?
ねぇ…?何で僕のこと、ちゃーんと見てくれなかったの?何で褒めてくれなかったの…?
(ちょっと間を空けて)そう…そうなんだぁ…♪
あははっ…アハハハッ!アハハハハハハッ…!
僕がここまでしても…あなた達は僕のことを全く見てくれないんだねぇ…?
うーん…じゃあどうしよっかなぁ〜♪
(ちょっと間を空けて)
あっ!じゃあ…!兄さんや〇〇のことを全て忘れて僕のことをずぅーっと見てくれるように…(耳元でクスッと笑う感覚で)調教してあ・げ・るっ♪
END.
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