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沼へと再入場しました…

いやはや、前言撤回がすぎる。なんと戻ってきてしまいました。

先日までの淡い決意表明はこちら。


男性は探せば他にもいるし、Hさんのことを忘れられるくらいの人に出会えないかと、私は少し焦っていたのだと思う。1週間のあいだにマッチした、別の3人に会ってみたのだった。


まあ、三者三様だよね。

1人目はフリーランスで高身長、初めから都合のいい関係を求めている人。黒髪長髪で見た目はそこそこいかつい印象を受けたけれど、喋ってみると意外と中身はかわいらしい。一人が楽で結婚は別にしたくないけど、子供はほしいとか。男性でその考えは初めて聞いた。服とメガネを集めるのが好きらしい。雰囲気は大型犬。

2人目は、同じ会社の違う部署にいる元カノのことを未だに引きずっている人。他の子と付き合うことも繰り返したけれど、どうしても元カノと比べてしまい上手くいかなかったという。今は都合のいい関係でいいやと思いつつ、人に対する思いやりは持たずにはいられないタイプのようだった。しかし香水の匂いがきつくて、帰宅後頭痛に悩まされた。

3人目は、写真詐欺男。昔の写真で今とはかなり印象が違うパターンならまだ許せるが、別人のものを堂々と載せて女を釣ろうとするのは、流石にセコくて無理。会う前に通話していたこともあり許そうかとも思っていたが、私の容姿をやたら褒めたり、恋人とはこういうことがしたい的な理想の話がやたら多くて、この人は私のことをちゃんと見ていないなと感じたからブロック。時間を無駄にした。


私もやっぱり、Hさんと彼らを比べて見てしまう部分があった。3人目は論外だけど、あとの2人はちゃんと知っていけばきっとそれぞれの良さは感じられるのだろう。ただ、私にはそれほど刺さらなかったらしい。誘われればまた会うかもしれないけれど、自分から能動的に会いたいという気持ちは起こらないのだ。

ああ、Hさんに会いたいなと思ってしまった。


3人目と会った次の日に、なんと向こうから連絡がきた。私が仕事のかけ持ちを始めて1週間ほど経っていたし、こちらから一切連絡しなかったためか、『かけもち始まって忙しい?』と一言だけ。もうそれだけで嬉しかった。やっぱり、まだ私の中に気持ちは残っていたようだ。

彼は絶対に『会いたい』という言葉は使わない。意識してというより、そういう人なのだと思う。しばらくメッセージのやり取りが続いたので、休みなのかと尋ねたらそうだった。だから久々に私に会えないか探ってきたのかーと自己解釈して、勝手に盛り上がる私。しかし夜も仕事があるから会うことは出来ず、それは本当に悲しかった。全て放り出して会いに行きたいくらいの気持ちだった。やらないけど。

来週は仕事と連休で1週間ほど東京の実家に帰るという。また駅まで送ってほしいと頼まれたのでその時は会えるけれど、彼の帰省中はまたしばらく会えない。その寂しさをぽつりと伝えると、それに対してかわいいと返ってきた。さらっと流されると思ったのに。そんな単純なことでまた舞い上がってしまう。本当に沼男である。


最近仕入れた情報は2つある。好きな季節は春と秋。そして彼は10月か11月の秋生まれであること。私も10月生まれなので嬉しい。天秤座っぽくなさそうなので、おそらく蠍座のような気がする。それだと秘密主義とあの色気にも納得がいく。

しばらくは名前のつかない関係でも構わないから、彼とじっくりゆっくりと関わっていたい。


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