シャニアニ(1st→2nd 1章)

ねぇねぇねぇ、シャニアニ2ndは皆様にとって如何だったでしょうか。私の感想は”良かった”です。涙も流しました。3回。素敵なものを見つけるとみんなの笑顔を思い出してすぐに伝えたくなる、ので、書きに来ました、何かを。

普段はTwitterで騒いで終わりの私ですが、1stから2ndの繋がりの中で言いたいことはたくさんあってしまって、ネタバレ配慮も込みでこっちで吐き散らかしたいと思います。頑張ります。

「何をっすか?」


前置き(長いよ。)

さて、主観では、1stへのファンの意見はいろんなものがあったと思っています。また1stと2ndでは制作側のシャニアニの作り方?魅せ方?が変わったようにも思っています。だからだと思いますが、2ndに対してどんな人がどんな感想を持っているのか、すごく気になっています。

全てを絶賛する内容でもなく保険を掛けますが、作品というのは往々にして、視聴側の背景や、好みや、そも其処にそのとき求めているものによって捉え方・感想が大いに異なるもので、良し悪しという平面裏表のみでは語ることの出来ないものだと思っています。

そのうえで、シャニアニ2ndを観た時、この作品がどんな人によって如何様な感想を持たれるのか知りたいなと思いましたね。誰か調査してください。誰かが調査してくれる時の為に、「私はこんな奴だけど2ndを観てこう思ったよ!」をココへ記録といたします。

ということで、教えてください、あなたの名前を。
樋口円香です。よろしくお願いします。

私はenza版リリース当初からシャニマスを遊んでいますが、コミュの読破率はょゎょゎの万年ひよっこPです。現状 全部読めていません。でも、大好きなんですよ、enza版のシナリオ。信じてください。クッキーが美味しいことは一口かじれば分かるじゃないですか。シナリオと楽曲が好きなオタクです。キャラも気付けばみんな好きですね。全員つよいもん。因みに私の名前は縮めて柿Pです。

「柿Pさんは、どんなシャニアニが観たかったんすか。」「それ、違うんすか」

私がアニメ化に望んでいたものは、enza版シナリオの映像化にして、シャニマス入門編として新規を増産するアニメーションでした。総集編チックで物足りなくなったとしても、自分が楽しめるものであると同時に、enza版への橋渡しになったら良いなという気持ちです。(P、またはオタクの性かもしれませんね。)
そういった意味で、私はユニット毎の当番制でユニットシナリオやってくれたら大満足してたなって思うな☆彡 私は。 (大事なこと)

イメージ的には、イルミネは「今の櫻木さんは多分、一人で練習した方が良いと思う」を丁寧に描いて、灯織の部屋で有線イヤホン分けっこして名前呼びに変わって、アンティーカは個々人の活躍の中でユニット活動の時間が無くなって、放クラは合宿して締めに「私だけちょっと違くない!?」して、アルストロメリアはりんご飴かじっても良いし、いきなりでも薄桃色にこんがらがってくれれば良かったなって思ってました。(無論、これが「ぼくのかんがえたさいきょうのそれ」でしかないだろうことぐらいは承知しています)

そして、異次元フェスのビッグウェーブにも打ち上げられて、光り、輝きながら新規Pが増えていく。 (そのままみんながenza版シャニマスを読む。)

そう、思ってた。

…ということで、

1st seasonは私が望んだものとは路線が異なっていたように感じています。 ("アニメだけでは情報不足で、初めて観た人は「展開早くてキャラの考えていることがよく分からない」になりかねなかったのでは"といった感想の持ち主です。)

"欲しがっていたものとは違う"というだけで、楽しんで観てはいましたけれどね。 (enza版ガチャで千雪さんを引きたくて投じた石がちょこ先輩になって出てきたとして、ちょこ先輩のPカードの評価にその気持ちは関係ありません。 【砂糖づけ・ビターエンド】園田智代子のコミュはとっても素敵ですよ。大好きです。)

1stは純粋に、制作側の意図と言いましょうか、目指したものを知りたいと思ってました。今も思っています。だって、キャラの所作も、時々盛り込まれるenza版履修者を笑顔にする小ネタも、考えて作られてることは分かるんだもの。

その気持ち、全部、見えたら良いのに。

雑誌のインタビューとかそういうの全部追ってたら私でも分かるのかな。
ともあれ、楽しんでいるP様方が居る中で、私の中ではイマイチな味がしてしまったのは事実です。

「料理の味を損ねているのは誰かね。」
すみません。私の背景不足かもしれないことも常々承知の上ではございまして。


閑話休題。
1stはそんな形で、私が望んだものとは異なっていましたが、2ndは同様の感想に至りませんでした。「12話で0から16人描かなきゃ」な制約がなくなったとか、前提がそも異なった側面もあるのでしょうか、背景は分かりませんが、少なくとも出てきたものは違うものになっていたと感じています。良し悪しはともかく、変化はきっと皆さんも感じられたのではないでしょうか。

凛世さんどうしましょうっ!
本題までこんなに長くなってしまいました……!

……。

「今からー、2ndの良いところをー!発表したいと思いまーす!」


「ユニット参戦シナリオがー!enza版のユニットシナリオ"Straylight. run ()"をベースに、上手に構築されていましたーっ!」

流石に総集編にならざるを得ないし、「ここカットかーっ!」という気持ちが各所にあったP様も居たことでしょう。アイドルが戦うってことを見せてくれる場面はなかったし、観客ありのイベントから審査員3名の個室オーディションになったことで、名コミュベースながら人によっては「一番大事な根っこがないぞ」な感想かもしれません。私は冬優子が口にして、あさひが「冬優子ちゃんが正しかったっす」の流れでストレイ導入のエッセンスは確保されたように感じているので、”テンポや全体尺からのバランスはこのぐらいだったのでしょう”という感想に落ち着きました。

1stだって、Light up the illuminationのお話は採用されていたと思っていますが、そのお話をベースにしたというには薄味かと。「そのお話の一端もちょっと描きました」ぐらいの言い方の方が感覚に近いです。283プロを0から始めることと、STEP編で描かれていたような真野個人の決意と、イルミネの始まりすべてを序盤でぎゅぎゅっとやる必要があったからかもしれませんね。真相は預かり得ませんけれど。

真乃→あさひの邂逅から良い風が吹いていましたけど、2期の始まりを行いつつ、程良い尺でストレイシナリオを描いた1-2話だったと思います。ライブシーンは言わずもがな。1話で引き込む為にライブシーン持ってきてるテレビ版らしい構成も私好みです。




「ハロウィンイベント準備ではー!
オリジナルシナリオで越境を描いてくれましたー!」

チーム毎にメンバーらしさ出てて良かったね。
スパルタ組に灯織を配属した人誰?好きです。

真乃ちゃんのもやもやを物語のテーマに置いて、ライブの準備として全体の物語が進みながら、並行して各チーム毎の活動の中でほっこりパートがあって…アニメオリジナルのシナリオとして王道な形だったように思います。

「ライブパートがー!つよかったでーす!」
そんな形で、2nd season第1章に3話の段階で満足していたところがありますが、念押しするようなライブパートがほんとに良かったです。こういうのもアニメ化に求めていたものでした、私は。

重視するもの次第で一長一短なところなのかもしれませんが、私はライブシーンは楽曲の音声が切れて欲しくないと思っています。「ライブをやりました」の描写パーツとして、カット入りライブパートを短尺にしつつ進めるのもアニメとしては選択肢にあったのだと思いますが、ここはライブを魅せるパートと割り切ってライブをしっかり描いてくれる方が好きです。そんな私にとって、シーンは変わっても、シーンに合わせて会場の音、控室やテレビの音と、音の聴こえ方が変わるだけで曲が途切れないこの落としどころはめーっちゃ好きでした。

特に「ねぇ、ねぇ、ねぇ」が好きです。めーっちゃかわいくないですか。
私、ちょこ先輩がチョコ投げるところで感極まっちゃって…

「ちょこ先輩かわいすぎわろた」「これだよ!アニメ化で観たかったライブパート!」「千雪さんチームがこの曲最高~」「このメンバーのかわいい曲最高~」

みたいな感情弾幕を流しながら一緒に涙も流していました。
やばいですよ涙!顔!
プロデューサーさん、きったなー!

最後の1曲がクレジット流しながら映像付きだったら……。欲張りですかね。

そして予告

こんがらがってんじゃねぇか、薄桃色によ。

ありがとう2nd season
2章からも楽しみにしてます。

終わりに♡

スタッフを拝見しても、人が変わったから何かが変わったという形には見えません。キャラクターの所作が細かなところまで魅力的なことも1stから続投です。 

変わったように見えない製作陣に、実質分割2クールのようなスケジュール感で世に放たれたアニメなのに、どうしてその前後で私の感想は変わったのでしょうか。
制作さんサイドの意図するところはやっぱり、くもりガラスよろしく此方からは見えません。ただ、文字に書き起こす中で"軌道修正を図ったようなものではなかったのかな"と思ってきました。
1stだって少なくともイルミネは結成コミュを描こうとしているし、2ndだってenza版Straylight. run ()をそのまま映像化した訳でもないので、一貫した構想の中で、すべてはバランス、匙加減だったのかもしれないなって。

結局私の頭ではクリアに言語化することが出来ませんが、変化の根幹が何であれ、私の中で1stとは異なる魅力が2ndにあることは事実で、続きをとっても楽しみにしています。まとまりませんが、これにて。


観たいんだって、enzaコミュのアニメ化。簡単じゃん、それは。
ははっ、簡単じゃないよ。新曲も出して、新規アニメやる中で描くんだ。種々のバランス調整が難しそうだな。でも楽しみにしてるからな、円香もだぞ。

おしまい


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