見出し画像

星あたるの自己紹介

皆さま初めまして。星あたると申します。

こちらのページを訪れていただき、誠にありがとうございます。

今回noteを使って競馬予想の公開をすることになりました。
皆さまの予想のお役立てできれば嬉しいです。
長文になってますが、ぜひ最後までご覧ください。



自己紹介

私は現役会社員で競馬歴は約30年になります。
ダビスタ、ウイニングポストの競馬ゲーム最盛期にハマってしまい、リアルの競馬の世界にもどっぷりハマってしまいました。

始めた当初好きになった馬は、タイキシャトル、マサラッキの芝馬でしたが、10年ほど前からキングズガード、グレイスフルリープ等のダート馬を追いかけると同時に予想を深く研究するようになってから、馬券収支が安定するようになり、ダート好きになりました。

毎年、年間回収率100%超を目指すことを目標に、基本的にG1を除き、ダートに特化した予想提供になると思います。

予想を公開するきっかけ

次に予想を公開するきっかけもお話します。

正直、収支計算を始める前は勝っているのか負けているのかよく分からない状態(たぶん負けの方が多いです)でした。
きちんと計算するようになって9年になりますが、そのうち6年間、年間回収率100%超を達成しています。

少し年間回収率100%(=収支がプラスマイナス0のこと)の難しさを説明しますと、

単勝/複勝20.0%
馬連/ワイド22.5%
馬単/3連複25.0%
3連単27.5%
WIN5 30.0%

これらの券種が買う前に胴元(JRA)から引かれた配当(=オッズ)になってます。余談ですが、宝くじは約50.0%が最初から控除されています。

皆さまがよく購入する馬連だと77.5%、3連系だと72.5%~75.0%の回収率を達成すれば、実質ですがJRAから引かれる分を加味すればプラスマイナス0の収支になります。

とはいえ、20%~30%負けている部分からスタートしているのは事実であり、そこから挽回するのは大変なことです。

単年でプラスになってもそれを数年継続させるのは、毎週末馬券を購入する側からすると、年間回収率100%を超えるのは至難の業です。
一説には毎週馬券を購入する人で年間収支がプラスになる人は5%も居ないと言われるくらい、難易度が高いのです。

年間収支100%以上の人の的中率は大体20%前後(買い方次第で前後します)と言われています。つまり5回購入して4回は負ける訳です。

そんな厳しい世界ですが、もちろん楽しいこともたくさんあります。的中したら楽しいのは当たり前ですが、

例えば、この人気馬消せる?この穴馬買える?等の取捨選択も難しく、こうした談義を周りとしている中で、予想の根拠が面白いね、ためになるよ、という声を一部の方からいただき、これが本当に嬉しいことです。

そして「いつか将来は競馬予想だけで生活できたらいいなぁ」と思い続けたそんなある日、某大手競馬情報サイトのプロ予想家募集にダメ元でエントリーしてみたところ、書類選考を通過して面接まで辿り着くことができました。

これには正直驚きで、結果的に面接で落ちてしまいましたが、私の予想スタイルは間違っていなかったんだなと認識できました。
ただ面接官から、今はSNS活動が当たり前の時代だよと言われ、それならやってみようと思ったのが、予想を公開するようになったきっかけです。


次に予想をする上で大切にしている部分を紹介する前に、まずは予想の根底となる部分を少し伝えたいと思います。

予想の根底部分

学生時代の100m走や400m走を思い出してみてください。

競馬と陸上競技の違いは、スタートが横一列なのと、路面が芝かダート(砂)である、コーナーが4つあるのは一緒ですし、違いはそれだけです。

陸上競技は8人以下で走りますが、競馬は大体10頭~18頭です。一緒に走るメンバーが学年で速い上位8人なのか、学年で遅い下位8人なのか。

ここまでなら皆さんも大体誰が速いか予想は付くと思います。競馬も考え方は基本的にこれと同じです。

そこから、1年生や3年生と混ざった競争だったり、隣の学校の2年生同士だったり、同じ市内同士だったり、県大会だったり、全国大会だったりする訳ですが、当然こうなると、速い遅いの序列を付けるのは大変な作業になってしまいます。

競馬も野球で例えるならこのようなクラスが存在します。

一軍(オープンクラス=G1、G2、G3の重賞、リステッド等の非重賞)
二軍(3勝クラス)
三軍(2勝クラス)
四軍(1勝クラス)
新馬戦(デビュー戦)、未勝利戦

ここで同じ格でも上位の馬、上位に食い込めそうな馬、万年下位の馬というのが存在します。

予想家たちは個々の能力を推測するのが基本的な部分で、そこから様々な要素で加点したり減点したりして最終的な予想を決めています。

と、このようなイメージを持つことで、予想のイメージは沸きやすくなると思います。

次に、私の予想をする上で大切にしている部分を順に5つお伝えします。


予想5箇条

1:レース映像チェック

馬の実力を知る上で欠かせないのが、レース映像をチェックすることです。新聞や競馬サイトには数字でしか表記されません。

ひとつ例を出すと、前走3着の馬がいました。
その馬は、力を出し切って3着だったのか、力を出しきれずの3着だったのかは、同じ3着でも紙面の数字だけで測れないほど私は難しいと思っています。

3着なら強いから買っておこう!と大体の方々はこう考えると思いますが、これが8着だったらどうでしょう?
真ん中辺りの着順だから微妙とか、後ろから数えた方が早いから弱いと考える人が一気に増えると思いますが、実はここにたくさんの落とし穴があります。

詳しくは後述に記載しますが、この内容の良し悪しはレース映像を見るのが一番把握しやすいです。
私は、月曜~水曜に前週のレース映像を繰り返し見て回顧をし、水曜~金曜で出走馬のレース映像を見て前予想をしています。

世間のプロ予想家と言われる人でレース映像を見ていない人は皆無だと思いますが、サラリーマン等の忙しい方、多趣味な方は、どうしてもレース映像を見る時間が取れないから、とりあえず新聞や競馬サイトの数字とにらめっこ、なんて話を多く聞きます。

私は多趣味ではないので、この部分に一番時間をかけられます。
予想をする上で一番大事なのが、レース映像をチェックすること だと私は思っています。


2:能力の把握

上の陸上の例で説明しましたが、1頭1頭の能力がどの程度のレベルなのか?プロ予想家たちの中では能力指数を付けている予想家さんたちもいますし、ABCDみたいな簡易的なものを付けている方もいます。私の場合は後者に近いです。

他にも、ダートは芝と違い、砂を被ると怯んでしまい実力を発揮出来ない馬が一定数います。

1のレース映像を通して、個々の馬の能力、長所短所を把握し、それらをメモに取る。単純なことなのですが、競馬でメモ取る人は案外少ないです。

JRAで走る馬は毎年約2万頭、G1だけ買う人も毎年約300頭ほどの馬を見ています。それらをメモなしで記憶するには限界があります。
野球のスカウトマンだって、スピードガン、モニター、スコアブック等を駆使して、メモ、メモ、メモです。

競馬は記憶力のスポーツとも言われたりするので、メモして、能力の把握をするのもとても大事なことです。


3:レースレベルの把握

上の陸上の例でいうと、縦軸が格(一軍、二軍等)であり、横軸が上位、中位、下位の部分です。ここでは横軸の部分に説明になります。

例えば、前走2着の馬がいました。
1着の馬が上位と判断した場合、1着の馬とハナ差の接戦だったら、その馬も能力上位と判断し、次回買う馬になりやすいです。
その逆で、下位と判断した馬のハナ差2着だったら、その馬は次回怪しい人気馬になることが多いです。

G1や重賞の一軍メンバーなら世間の皆さまでもある程度判別できると思いますが、二軍以下だとこの判別は難しくなります。私は3着以降の馬の次のレース結果もチェックしますし、1着の馬が格が上がって好走しているのか凡走続きなのかも細かくチェックしています。


4:着差

新聞や競馬サイトには必ず走ったレースの着差が書かれています。
着差表記は以下のようにコンマ秒単位で書かれています。

1着の馬⇒2着馬との着差(0.1秒とか)
2着の馬⇒1着馬との着差(0.3秒とか)
3着の馬⇒1着馬との着差(0.5秒とか)

5着の馬⇒1着馬との着差(0.7秒とか)
10着の馬⇒1着馬との着差(1.0秒とか)
15着の馬⇒1着馬との着差(2.0秒とか)

1着馬は後続にどのくらい着差を付けたかは新聞だけでも分かりますが、ここで大事なのが2着以下の馬たちです。

例えば、1着馬が2着馬に1.0秒も着差をつけました。

次走その1着馬は不在、2着馬は出走、2着馬と5着馬の着差が0.1秒の小差の場合、2着馬が人気で5着馬が穴人気していることがよくあります。この場合は5着馬から買った方が馬券的妙味は高くなりやすいです。

反対に、1着馬と2着馬が0.1の小差でした。次走その1着馬が一つ上のクラスで大敗しました。着差も小さく着順のよい2着馬は次走当然人気になりますが、

実は1着馬はたまたま運がよく勝っただけかもしれません。結果、2着馬は大敗、6着以下の穴人気の馬の逆襲なんてこともよくあります。

2着以下の馬をクリックして、2着馬は3着とどのくらいの差だったのか、5着馬は2着馬とどのくらいの差だったのかを調べる。新聞はクリックできないので、競馬サイトでクリックして2着以下の馬の着差を調べることは大事な部分です。


5:当日の天候、馬場状態、トラックバイアス

私は以前土日勤務の会社に勤めていましたが、昼休みにチェックして、馬券を購入するにはどうしても時間の限界を感じ、これらをきちんと把握したくて、土日出勤の会社から平日勤務のみの会社へ転職しました。

トラックバイアスは大体こんな感じです。

逃げ or 先行馬が有利な日
差し or 追込馬が有利な日
コースの内側を通った馬が有利な日
コースの外側を通った馬が有利な日

日によって偏った傾向になったりするのが、このトラックバイアスと言われています。トラックバイアスが作用しない日もありますが、後半のレースを買うときは、午前中のレースをチェックするのは欠かせません。

以上が重要視している部分です。
私の予想を通じて、何かのプラスαになれたら幸いです。

こんな人の役に立ちたい

・G1や重賞だけ買うライト層
→推し馬をG1勝つ前から追いかけると、喜び倍増します

・WIN5のアシストにして欲しい
→全部は難しいですが、1つでもお役に立てたら嬉しいです

・データ大好き!レース映像なんて全く見ない!
→データも大事な要素ですが、様々な条件付ければ、どんな穴馬も買えたり、全頭消せたり出来てしまうのがデータ。使うべきデータ、使わないデータの取捨が大事です。それよりも、レースを見て自分の目で買う馬を決めてこそ真の予想力が付きます

・ダートをあまりやらない人
→ダートならではの大切な部分を伝えていきます

・条件戦(3勝クラス以下)に推し馬いるけど、相手選びが分からなくて悩んでる方
→私の予想から馬の長所短所を掴んでもらえると幸いです

・根拠がなく、ふんわりと馬券を買っている人
→例え馬券が外れても根拠があるとないとでは、楽しみ方が全然変わってきます。何となく本命馬は決めたけど自信がない、そっと背中を後押ししてほしい方は、私の予想を参考にしていただければと思います。

最後に

本当は予想5箇条と同じくらい大事な馬券の買い方術も伝えたいのですが、ここでは書ききれなくなりそうなのと、私自身も何度も改良してまだまだ勉強中なので、それはまたの機会にしたいと思います。

私の予想で当たりました!
私の予想を通じて推し馬が見つかった!競馬楽しい!
私の根拠で皆さん自身が決めた本命馬の理由付けの後押しになった!
そんな予想家を目指しています。

競馬を通じてたくさんの人と喜びを分かち合えたり、競馬を楽しむひとつの材料にしていただければと思います。

いつかはプロ予想家になれたらいいなと夢を描きながら、これから毎週予想提供をしていきますので、どうぞよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?