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誰ひとり、取りこぼさない。  ~木星の魚座入りを前に~

◆風の時代に入って1年

去年の年末、占星術的には風の時代に本格的に入ったと言われていて。

風の時代を告げた水瓶座の木星・土星の合(グレートコンジャンクション)から1年。

月末12月30日には、木星は魚座へ移動します。

前回の風の時代は、わかりやすいところだとモンゴル帝国の領土拡大期とか、その土地限定で生きていたのが流通も拡大して、井の中の蛙だったのが井から出たり、他とシャッフルすることで新しい文化や技術が発展して。


◆風の時代に大切なものは風だけじゃない

新しいものを取り込む時には、前時代的なものは古いとか否定されることも起こり得るんだけど、火地風水の要素が順番に優勢になるだけで、他の要素エレメンツがなくなるわけじゃない。

風以前の土の時代にも自由に風のように生きてきた人がいて、今はそういう人が楽に息をしやすくなっているだけで。

とはいえ、誰の中にも火地風水はあるので、息がしにくい人も、生かしどころはあるから大丈夫。

風が優勢になることで、情報が瞬時に拡大するし、自分にとって必要な情報を的確に受け取り消化していくことも大事になってくるんだけど、それだけに心を向けすぎると、それはそれでしんどいかも。

土の時代に風的要素、自由に、人も自然もすべてを等しく大切にしていこう、そうしないと、このままでは立ち行かなくなってしまうよという警鐘は鳴っていて、それを主張している人もいたけれど、これは、次の時代を見越していたということで。

風の時代の今、何を見越していくかというと、水の時代。

つまり親愛や情、慈しみや育むこと。

知に走り、何でも論理的にサクサクこなしていくだけならAIだけで事足りる。

この技術は、時代も相まって、さらに加速していくでしょうけど。


◆誰ひとり、取りこぼさない

私たちは、人。

何のためにそれをやるのか、から時に離れて、やってみたいからとか、何となくっていうのを大事にしてみるのもよいかも。

結果とか形になっているものの出発点は何かとか、どうしてそうしたのかの発露というか想い。

『誰一人取りこぼさない』2022年は、社会的にそこを成熟させていけるかが、とても大切になってくる。

だから、自分自身を取りこぼさないように。

自分自身を迎えに行って、現状どうあれ一緒に歩み、高みに連れていく。

そうする時、周りをも自然と大切にしていけるし、社会も成熟していくかと。


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