山羊座の新月 ~飛ばない豚は、ただの豚~
1月3日 3:33 山羊座で新月を迎えます。
新月図からは、次の新月(2月1日)までの全体の空氣感・流れが読み取れます。
その影響をどう受け取るのかは、ひとりひとりのホロスコープにもよるのですが。
こうなるんだ!というよりは、
この流れの中、どう生きていこうかな、というご自分との対話の糸口に使っていただければ幸いです ♪
◆今回の新月図の天体配置
下記は、星の配置まとめですが、興味ない方は読み飛ばしてくださいね~。
今回の新月は、日本では2ハウスで6ハウス牡牛座・天王星、MC(天頂)とそれぞれ120度。
ASC(東の地平線)は蠍座で、そのルーラー火星は1ハウス、冥王星は2ハウスでASCとは60度。
◆ 野生化していく道
現実をしっかり生きることを、よく『地に足をつける』なんて言うけれど、改めてそれって、どんなことなんでしょう。
この山羊座の新月、山羊座の象意としては、この現実・地に足をしっかりつけて、目指す高みに登っていくという象意があるけれど。
新月はサビアンシンボルで『火の崇拝者』という度数にあり、6ハウス牡牛座・天王星、MC(天頂)と地のグランドトラインを形成しており。
これをやるためには、この能力が磨かれたり、才能がないと無理!とか、そういうのは前時代的なもので。
今の世の中、いくらでもやりようがあるっていうか。
何なら身体の事情で家から出ることが難しい方でも、遠隔ロボでカフェ店員ができる時代です。
→「カフェ店員は遠隔ロボ
重度の身障者が自宅で操作、社会参加の道探る」
現実を見ろよ、とか、そんな言葉で人の可能性を封じられる時代はとっくに終わっており。
どれだけ望みに向かい、可能性に心開いていけるかが鍵。
昨年末、魚座に木星が入宮したこともあり、ビジョンを描いていくというのは、この先より大切になっていくと星的には読めるのですが。
そもそもホモサピエンスは、ありもしないものを思い描き、それを創り出し、実現してきたわけで、実は特別新しいことではないんですよね。
この新月からのひと月、『古来からの根本の創造の意志に集中していく』というのがキーワード。
信じようが信じまいが、ひとりひとりに創造のチカラは宿っていて。
信じるなら信じたいように、信じないなら信じないように現実創造されているだけの話。
誰もが持っているチカラを目覚めさせていく時。
自分には無理という想いがあったとして、それはそういう刷り込みがあったとも言えるけれど、同時にボタンひとつで事足りる便利さの弊害もあるのかもしれません。
それは、家畜化されて飛べなくなったニワトリが、野生化したら、退化していたけれど、もう一度飛べるようになったみたいなもので。
新月と6ハウス牡牛座・天王星、MCの120度ゆえに野生化って表現がぴったりだなぁと。
こういうもんだと飼い慣らされていたもの、思い込みの檻。
そこから出たいのなら、出られるし、何なら出ざるを得ないのかもしれない。
家畜やっているのは、逃げられないっていうのもあるけれど、餌をもらえて、一応の安全を確保できるとも言えて。
そこにメリットに感じられなくなったなら、どうするか。
本来誰もが持っている内なる強さ、自分の意思と足でしっかり立てるためには周りがどうあれ、自分自身を自分の真ん中におさめることが大切で。
もっとも、それが一般受けしない段階では何かと無用な傷を負って、野生化なんてやっぱり無理みたいな氣持ちになりやすいかもしれないですが。
そもそも万人受けなどするはずもないのですから、落ち込んだり傷つく必要はないですよね。
ここは、1ハウス火星の状態から、まずは、わかる人にだけシェアしていくことで十分かなと。
なんていうか、『飛ばない豚は、ただの豚。』で。
飛んでも飛ばなくても、別にどっちでもいいんだけど、飛びたいのなら、飛ぶ準備している段階で飛ぶよ!と言って、「お前には無理だ。だって豚じゃん。」と言われるやりとりそのものが無駄かと。
おもしろがってくれる人にだけシェアしながら、あれこれやってみて、飛んでしまえば、それが事実。
そんな感じで。
空のどこかで、会えるといいね。
どうぞ佳きひと月を♪
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