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人生の4つの目的(ダルマ・アルタ・カーマ・モクシャ)

アーユルヴェーダ講座を受けた時に、インド占星術でも必ず見る「ダルマ」「モクシャ」なども用語として出てきたので、占星術的な解釈でも考えてみました。

カーマとカルマは語感が似ていることもあり混同しやすいかもしれないのですが、こんな感じに考えています。

私はホロスコープを作ったとき、まず最初に惑星の配置や強さから、その人がどのぐらいの割合で(ダルマ・アルタ・カーマ・モクシャ)の要素を持っているかのバランスをチェックし、4つの要素を統合してその人のカルマ=人生の目的や課題を見ています。

例えば ダルマの要素がが強い人は社会性が強いので仕事を通して活動することだったり、世の中をよくすることなどに生きる意義を見出すだろうし、

アルタが強い人は経済的に成功することを通して自己を確立したり、達成感を見出したり。

カーマが強いとの出会いや自己実現など、いずれにせよ自分も含め「人」というものがテーマになりやすい。

モクシャが強い人は、子供のころからスピリチュアルな世界に興味があったり、今の高度資本主義社会的な価値観ではなく精神的な満足を重視する方が多く、魂的にもレベルが高い方が多い印象です。

カルマには発現する時期というのがあり、若い頃はアルタの要素が強いんだけど、老年期にはモクシャが強くなり、年齢を重ねてからは経済的なことは卒業して、スピリチュアルな学びや人のために何かすることがテーマになってきたり…というように人生のテーマが時期によって変わるのもまた面白いです。

ちなみに私はアルタが強いので、日々がんばって働いてお金稼ぎに精をだしてきましたが、そろそろもう、そちらは卒業したいのですよねぇ。

☺︎ゆき

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