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[中山11R:皐月賞]

皐月賞と言えば近年ではスピード化です。過去5年で1分57秒台決着が2回、1分58秒台決着が2回とかなり高速化してきており、上位でゴールした馬がその後の1600m〜2000mのG1戦線で活躍をしています。2000mに苦がなく、マイルを走れるくらいのスピードを持った馬が皐月賞への適性があると言えるでしょう。

今年の皐月賞は昨日の大雨の影響でそれほど高速化はしないとは思います。中山5R、8Rのタイムから2分1秒くらいのゴールタイム、それを切ってきたら相当くらいのタイムでしょうか。晴天のため馬場は回復してきてはいますが、若干湿り気のある馬場への対応も必要です。また、内馬場が若干痛んでいるとの報道や中山5.8Rでのやや外伸びの馬場(最内を除くと、内も思ったより伸びる)から中枠有利と見て間違いありません。

つまり今回の皐月賞で狙うべきポイントは以下の通りです。

①スピード(全体タイムが遅くなっても必要な要素です)
②湿り気のある馬場への対応力
③中枠前後が有利

ただし最終コーナーの内を全馬避ける傾向にあり、確実に膨らみます。あまりにも後方の馬は避けるので精一杯、外の馬は弾かれてロスなどを考えると

④追い込みは不利

もポイントです。これらを加味して予想に入りましょう。

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