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私が対州馬を絶滅から救いたいと思う理由 その138

娘と対州馬ひん太 ④
 
最初の放牧地は、長崎市郊外になる山の中。
自宅から車やバイクで25~30分くらいかかります。
これを雨の日も風の日もクリスマスも正月も365日、朝夕2回通います。
こう書くと、さも大変だったということを言いたいのか?と思われるかもしれませんが、実は違います。
書いてみると、「それは大変だったよなぁ」と思いますが、実際はそんなことはありませんでした。
ここが一番信じてもらえないところなんですが、「馬に会える!」っていう感じなのです。毎日、馬に会える暮らしって、それは本当に嬉しいことなのです。

それでも雨の早朝などは、寒かったりして、少し大変に思いますが、娘はそのお世話に、かなりの回数ついてきました。
お茶を水筒に入れて、煎餅やグミなどのおやつを持ってでかけます。
娘専用の雨合羽や長靴を用意し、それは今でも残っています。
娘が水換えやハエ追いなどをやってくれると、実際に能率はあがりましたし、何より娘と一緒に馬の世話をするなんていうことが、昔の私がずっと「夢」のように思い描いていたことでした。


食事中に、ひん太の蹄の掃除。これも娘がいつもやってくれた作業でした。

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江島 達也/対州屋
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