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ハートカクテル わたせ せいぞう

「まるで、絵画を眺めるように眺めるイラスト・ストーリー」とでも言うのだろうか。

もう各ストーリーを何十回と眺めてきたのが、わたせ せいぞう氏の「ハートカクテル」。

初めて出会ったのは、私の大学時代。自転車旅行の途中で立ち寄った兄貴の家にこの「ハートカクテル」があった。

何気なく目を通していたのだが、その世界に引き込まれてしまった。
以来、今に至るまで手元に置いて眺めているのです。
(あくまで眺めているであって、読むでも見るでもないのです)

ハッピーなストーリーもあれば、そうでないものもあるのですが、短いストーリーを通して様々なシチュエーションが想像できるところがいいのです。

お気に入りのストーリーがいくつかあり、またお気に入りのシーンがあるのですが、その中でももっともお気に入りのシーンは、シリーズ最終話の最後のシーンです。



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