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「佐賀のがばいばあちゃん」の言葉

「嫌われているということは、目立っているということや。」

「悲しい話は夜するな。辛い話も昼にすれば何ということもない。」

「葬式は悲しむな。丁度よかった。しおどきだった。」

「人がこけたら笑え。自分がこけたらもっと笑え。人はみんな、こっけいだから。」

「生きていることが面白い。なりふりかまうより、工夫して見ろ。」

「人に気づかれないのが本当の優しさ、本当の親切。」

「ケチは最低!節約は天才!」

「今のうちに貧乏しておけ!金持ちになったら、旅行へ行ったり、寿司食ったり、着物を着たり、忙しか。」

「あんまり勉強するな!勉強すると癖になるぞ!」

「今日、明日のことばかり考えるな、百年二百年先のことを考えろ!
孫や曾孫が五百人くらい出来て、楽しくてしょうがなか。」

「貧乏には二通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。
うちは明るい貧乏だからよか。
それも、最近貧乏になったのと違うから、心配せんでもよか。
自信を持ちなさい。うちは、先祖代々貧乏だから。」

「人間は死ぬまで夢をもて!その夢が叶わなくても、しょせん夢だから!」

「頭がいい人も、頭が悪い人も、金持ちも、貧乏も、五十年たてば、みーんな五十歳になる。」


出展:島田 洋七著 「佐賀のがばいばあちゃん」より

収録してあるものからピックアップしました。

「がばいばあちゃん」は、もちろん著名人ではなく、田舎で貧しくも力強く生きたひとりのおばあちゃん。

しかし、「そういう暮らしをして生きていたからこそ、出てくる」言葉には、ハッとさせられるものがあります。
また、この生きにくい現代に照らしても、力強いものがあります。


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