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「カッコつけない等身大の音楽」~六角精児バンドこそ、我々の世代には、カッコいい

誰でもそうかもしれないが、私は「カッコつけ」が嫌いである。
昭和の長崎には「きゃーぶり」という言葉があった。
これは「カッコつけ(た奴)」という意味で、「きゃーぶんな!」と大変嫌われたものだ。
「カッコつけ」は、女子連からも「よっそわーし(今で言う、ダセぇ?)!」と嫌われたものだ。

「昔、芸能界で一旗挙げた芸能人?」が、我々と同世代であるにも関わらず、今でも茶髪にサングラス、ネックレスなど必死にアンチエイジング?し、SNSに写真をあげてたり、音楽をやっているのをみると、生理的にゲソーっと(笑)なる。

学生の頃、年取って、等身大の歌を飾らずに演奏していたウィリー・ネルソンだとか、トム・パクストンなどに憧れていた私としては、最近のテレビや動画で目に付くアーティストには、かなりの違和感をおぼえる。

まぁそれも時代かと諦めていたが、数日前、NHKラジオ第一放送の「ふんわり」で六角精児バンドのミニ・紹介コーナーが流れた。
何でも、パーソナリティの六角氏が体調不良の為、代役の友人が出演したのだが、その友人が「はじめての六角精児バンド」と銘打って、3曲ほど六角精児バンドの楽曲を流したのだ。
たちまち、惹きこまれてしまった。
まるでカッコつけない、等身大の音楽。まるで映画「ハリーとトント」や「みんな元気」のようなロード・ムービーのような音楽。
それでいて、大変ポテンシャルの高い上質な音楽。
「これこそが、自分が出会いたかった音楽じゃないか!」と思った。





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