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対州馬の飼養と調教 32「 対州馬の浣腸のやり方 」

まず次の馬の消火器のイラストを見ていただきたい。馬を飼養する者で、この図を平静に眺めることができる者はまずいないでしょう。

このイラストが表すことは、「はい、疝痛=食堂閉塞を起こす構造になっていますよ」ということです。
(*説明のためにweb上からこのイラストをダウンロードさせていただきました。どうぞご了承ねがいます)

この中で浣腸が効果を期待できるのは、おそらく「直腸」あたりまでです。その先には効果は及びません。
ですから、浣腸は人に対して行うものとは、違うということを認識しておくことが大切です。構造は圧のかかった水を肛門から入れるわけですから、ホースの先を肛門を傷つけないよう丸みを帯びた形状に削っていればよいと思います。
ホースが届かないような場所で浣腸を行うには手動のポンプと水を入れたバケツで十分役割を果たせると思います。
この場合も肛門に差し込む先を熱などで丸みをつけておきます。

しかし、何より牛とはまったく異なる馬の消火器をイメージしておいて、給餌の仕方や何をどういうふうに与えるかについて注意を払っておくべきだと思います。


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