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昭和の映画館

昭和の映画館が、なつかしい。

今、思えば大変大雑把な見方をしてもんだと思う。
時間など調べずに映画館へ行く。

大抵、2品立てで、映画の途中であっても構わず席に座って、途中から観る。
その映画が終わってから、もう1本を観て、再び途中から観た映画の見始めた辺りまで観てから映画館を出る。
それでも十分「鑑賞」できた。

子どもの頃は、歩いて数分のところにポルノ専用の映画館があったのだが、夏休みなどだけは、「東宝まんがまつり」などの漫画映画や怪獣映画などを上映する。
そんな時、お袋は手提げ袋に、タッパーに入れた麦茶とクリームパンを持たせてくれ、我々は兄弟だけで映画を観に行く。

当然何回繰り返して観ても構わないから、ほぼ一日中映画館にいた。
学校からの帰りがけにもらう割引券を使うから、そんなにお金もかからないし、母親にしてみれば、映画にでも行っててくれた方が、よっぽど楽だっただろう。




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