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私が対州馬を絶滅から救いたいと思う理由 その117

方位と陽当たりという環境


 
 
方位と陽当たりは、放牧地にとって地質と同等に重要です。

やはりなんといっても南に開けていることは絶対条件ですね。
陽に照らされている馬の姿は、何と表現するか難しいですが、それだけで幸せな気分にさせてくれます。

特に冬の寒い朝に、朝日が射して馬に当たる時の気分はほっとするというか、何とも言えません。

新しい放牧地は、西側にスギ林があるので、夕陽や西陽のあたりが良くなかったのですが、南東に開けていたので、朝陽のあたりがよく、前述のとおり、朝飼い(朝食)の時は、朝の陽をたっぷり受けながら食事をとらせることができました。
 
また春先、ポカポカとした陽気の中で、座り込んで眠る姿を見る時も至福の時と言えます。
ですから、一年中ほぼ馬房の中に入れっぱなしといった飼い方をされている馬の姿をみることは、本当に辛く哀しいことです。



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