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炭鉱

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昭和30年代まで長崎県内に無数にあり、地域の発展を支えた炭鉱のこと
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2023年6月の記事一覧

人は去り、時は流れ・・・ ~ 吉井町に残る炭鉱住宅

炭鉱住宅・・・炭鉱を経営する会社が労働力である鉱員さんたちを集めるために作った社宅で、家賃は無料であるのはもちろん、光熱費なども無料か非常に安いものだったようです。従って、職を求めて各地から集まってきた人がすぐさま入居して働くことができたわけで、それが炭住のひとつの利点だったようです。 写真は佐世保市(旧北松浦郡)吉井町福井免あたりに残っている炭鉱住宅です。閉山後は個人や市町村に払い下げられ、長い年月を経過しているので、市営(町営)住宅だと認識している方も多いようです・・・