炭鉱町に住んだ人々~女性の仕事
炭鉱というと、どうしても強大な地圧とガスの噴出する地底で働いた、屈強の男たちが強調されがちですが、昭和8年に女子の労働が禁止されるまでは、女性も当たり前のように坑内で働いていました。
男が石炭を掘り、女は掘った石炭を運ぶ・・というケースがほとんどでした。
今でこそ、運搬は男の仕事になっていますが、当時はむしろ女性の仕事であったわけですね。
(下図の女性が左手に持っているのは、坑内を照らす灯、カンテラです)
下図のように、石炭を船に積み込む桟橋までトロッコを押してゆくのも、