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炭鉱

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昭和30年代まで長崎県内に無数にあり、地域の発展を支えた炭鉱のこと
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2020年10月の記事一覧

「じこ のこと」 ~ 子どもの目に映った、ヤマ(炭鉱)の事故

昭和30年代に福岡県稲築町で撮影された一枚の写真。詳細は不明ですが、おそらく三井山野炭鉱の入坑口付近で撮られたものだと思います。 入坑口には、おそらくどこの炭鉱もそうですが、保安を呼びかける言葉がイラストなどと共に掲げてあります。 全くの推測にすぎませんが、山野鉱の近くにあった小中学校で書かれたものではないでしょうか。 学年別に並べて貼ってあるとすると、 小学校1年生 「 いし 」、石炭のことを指します。「 ほあん 」、そのまま保安ですね。 小学校2年生  「 せきた