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あの頃の対州馬ひん太

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#長崎の対州馬

2024 4月 対州馬ひん太カレンダー

手前味噌ないい方だが、馬がこんな可愛い表情をするのか!と、この写真を見る度に思ってしまう。 イラストの方は、実際に3歳ぐらいのお孫さんをお婆さんが手を引いて「馬を見せたい」と連れてこられた時のもの。 目の前の住宅地との間には、小川があり、小さな子を連れてくるには、けっこうな道のりを歩いてこなければならない。 お婆さんが、そうまでしてお孫さんに、ひん太を見せに連れてきてくれたことが、とっても嬉しかった。

馬体のバランス

雪の日のひん太。 私が言うのもなんだが、とっても「馬体が、整っていてバランスがいい」。 うっとりとするほど、きれいな馬体をしていると思う。 ご覧の通り、最初の放牧地は山中にあり、冬場は大変冷え込んだが、ひん太は、体に氷のつぶがつくような雪の中でも元気であった。

おそろいの、カンカン麦わら帽子

夢の中で、亡き馬に逢う

「夢で逢えたら」という唄があるが、本当にそう思うことがある。 私は、亡くなった私の馬、ひん太に夢の中でいいから、逢いたい。 逢いたくてしょうがない。 実は、夢の中で一度だけ、ひん太が逢いに来てくれたことがある。 陽の当たる広い丘陵地だった。 少し傾斜があって、牧場なのか、木の柵があった。 その場所を、ひん太がニコニコと跳びはねていた。 うれしそうだった。 それだけだったのだけれど、夢の中で逢いにきてくれたことが、とても嬉しかった。 今でもふとした時に、ひん太が立て

馬は、人の純粋さと誠実さを見抜く

対州馬の、「ひん太」を飼養している頃。 当然、私が毎朝夕の世話をすることが多いのだが、たまに娘がついてくると、ひん太は娘にべったり。 よく馬は香水の匂いなどに反応することがあるが、その頃娘はまだ小学校6年生だったので、何の匂いもしなかったはず。 放牧地に入って行くと、私の方は見向きもせず、娘のあとをついてトコトコ歩いていた。 一方の私は、一日も早くひん太を手なづけようという、よこしまなオーラが出ていたのだろう。

2018対州馬ひん太の放牧地の為のクラウド・ファンディングの思い出(活動報告)㉘

ストレスフリー 2018/04/15 21:46 今日は天候も回復し、穏やかな一日でした。 昨日はけっこうな豪雨でしたが、やはり今度の放牧地は 土の質がよく、ひん太が歩いてもドロドロになることなく しまっていました。 周囲に馬の好む青草も多く、遠くに採りに行く必要がありません。 ストレスフリーである今の環境を、あらためて有難く思います。 ぐずついた空模様 2018/04/17 21:36 曇りの予報でしたが、結局朝から夜半まで しとしと雨が降り続きました。