見出し画像

自分を大きく変えたArctic Monkeysとの出会い

Arctic Monkeysとの出会いは高校三年生の時だった。田舎の高校で中々新たなカルチャーとの出会いが無かった中で、友達が貸してくれたArctic Monkeysが自分の音楽人生、というか先の人生を大きく変えた。

それまでは邦楽ロック、当時はインディーだった9mmやRAD,凛として時雨,椿屋四重奏等を聴くいわゆる「ちょっと音楽に詳しいやつ」だった。

そんな中、いつも中古CDショップでCDを漁っている音楽大好きの友人からArctic Monkeysの1stアルバムを借りる事になる。それまでその友人からOASIS,THE STONE ROSES,Radiohead等の洋楽CDを借りていたが、その当時はイマイチ良さがわからなかった。Arctic Monkeysを聴く前も「どうせよくわからないだろうけど、聴かないで返すのも悪いし聴いてみるか」という感じで聴き始めた。

一曲目からぶっとんだ。もう全てがカッコよかった。自分のこれまでの音楽を全て過去にし、新たな扉を一瞬で開いてくれた。未だにこれ以上の衝撃は味わっていない。

高速なリズム、ただカッコいい単音主体のリフ、ヒップホップのようなボーカル、自分には何もかもが新しかった。そして、一曲目だけではなく全曲とんでもなくカッコ良かった。

その後すぐ友人に連絡し2ndアルバムも借りたのだが、そのアルバムは1st並み、いやそれ以上にカッコ良かった。暗く疾走していく、語彙力が無いのでダサい言葉で言えば「ダークで踊れるメロディ」だった。

それから洋楽含めて音楽が大好きになった。かなりマイナーなとこまで調べつくし、いつの間にか「かなり音楽に詳しいやつ」になっていた。そのおかげで音楽繋がりで多くの友人を持てたのは幸運な事だが、元はArctic Monkeysを教えてくれたあの友人のおかげである。

未だに日々音楽を探しているが、Arctic Monkeysは未だに「一番カッコ良いバンド」のままだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?