M-1 2021 決勝進出者予想

今年もM-1が開催されるとのことなので、予想。

1. 真空ジェシカ

今年も本命中の本命。去年も本命と言われながら準々決勝で敗退してしまった。ベタな設定の漫才コントから、秀逸なボケと笑いを増幅させる嘆きツッコミがたまらない。去年のM-1からTV等の露出も増え、飛躍の年となっている。今年は普通に決勝にいるだろう。

2. オズワルド

ABCお笑いグランプリも取り、増々敵がいなくなった様子。今年も当たり前に決勝にいる絵が見える。不条理なボケと、伊藤の一撃必殺のツッコミが魅力。間違いなく今のしゃべくり漫才師としてはNo1だろう。ありえない設定から笑いを取れる確かな実力を持っている。

3. 黒帯

去年のM-1でファンになったコンビ。コント漫才で、強めの大喜利的なボケと、兄ちゃん達の立ち話的な空気が最大の魅力。金属バット的な雰囲気も持ち合わせている。三年連続準々決勝止まりだが、今年は最低でも準決勝は行くだろう。準決勝まで行けば、一気に人気が出そうなコンビだ。

4.令和ロマン

ここも大本命。最近ではケムリの金持ちキャラも定着してきており、徐々に知名度を挙げてきた。漫才は変わらずベテランの貫禄を漂わせているが、若者らしいテーマの切り取り方が上手い。去年の準々決勝も相当良い出来だった。そろそろ決勝で観たい。

5. もも

ここも去年のM-1でファンになったコンビ。お互いの容姿をいじりあう、リズムに乗っているような漫才は永遠に聴いていられる。今年も去年と同じスタイルなのか、それとも全く別のでくるかはわからないが、非常に楽しみである。スタイルはある種ミルクボーイ的であり、ハマると一気に優勝までありそうだ。

6.  金属バット

ラストイヤー。一回で良いから決勝で観たい。もはや決勝に行くメンバーに挙げる事すらベタになってしまっているが、大人がダラダラわけわからん話をしているあの感じはこのコンビにしかでないだろう。あの低温な雰囲気がたまらない。

7. デニス

去年の準々決勝のネタは驚かされた。設定に自分達の人間性も混ぜ込んだ素晴らしい漫才になっていたからだ。ハーフネタ頼りだけでなく、しっかり土台が出来ている雰囲気を感じた。去年のようなネタがあれば、もしかしたら決勝もあるかもしれない。

8.銀兵衛

日常の違和感を大衆がギリギリわかる範囲で言語化するのが天才的なコンビ。一見屁理屈にも聴こえる小松のしゃべりは、声のトーンも丁度良いかつ、テーマが毎回秀逸だ。他のコンビと絶対被らないテーマで勝負出来るコンビである。M-1で評価されるかわからないが、気になるコンビだ。

9. たくろう

ここ数年苦戦しているが、2018年の準決勝の衝撃は忘れられない。おどおどしたボケと、それを受け入れながらも正していくツッコミの雰囲気は他に無い。ボケの質も高く一発でハマる中毒性がある。今年こそ決勝に行ってほしい。

10. ストレッチーズ

去年の二回戦のしゃべくり漫才は素晴らしかった。オーソドックスなスタイルだが、去年の水掛け論的なネタがもう一個あれば、準決勝までは行けていたと思う。関東のしゃべくり漫才師として、オズワルド等に置いて行かれないように頑張って欲しい。

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