今の日本社会にピリオドが打たれるのであろう~2022年冬至図&2023年春分図~

最近、占い活動がおざなりになっていましたが、2022年冬至図と2023年春分図から、2023年前半の世相を読んでいきたいと思います。

◆2022年冬至図

2022年12月22日午前6時49分が冬至点です。

2022年冬至図

主要天体ですと、水サインの天体が魚座の海王星しかないので、ウェットな感じはあまりしないです。また、ASC-DSCラインより下部に天体が集中しているので、外向きに動いていく感じでもないです。

「首相、国のリーダー」を表す太陽は1ハウス、しかもASCに位置しているので、主役になって動くことを示唆しています。早速、防衛費増額やコ〇ナが2類から5類に変更されるなど、今までとは異なった動きを見せていますよね。ただ、大きなニュースの割にあまり騒がれないところが、今の社会が徐々に空洞化している印象を受けます。3ハウスの牡羊座木星が、太陽とスクエアですので、勇み足になる傾向もあります。

「大衆」を表す月ですが、「目に見えない部分、闇」を示す12ハウスに位置しています。さらに、6ハウスの双子座火星がオポジションですので、インターネット上の炎上、水面下の怒りを連想させます。
ネット上のスラングであった”親ガチャ”というフレーズが公になったのも、この星回りの影響です。生まれた家によって人生が変わるなんてことは、いい歳した大人は誰でも分かっていることですが、表立って口に出さなかったわけです。しかし、それが公になったということは時代の変化の一つでしょう。もっとも、「家族や家庭」を示す4ハウスに、「革新」を表す天王星が位置しているので、その影響もあります。

「お金、目に見えるモノ」を示す2ハウスに、「制限、堅実」を表す土星が位置しているので、物価上昇による生活必需品、公共料金の値上げは、少なくても2023年3月までは避けられないでしょう。

◆2023年春分図~今の日本社会にピリオドが打たれるのであろう~

2023年3月21日午前6時25分が春分点です。2023年春分図については、もう一度記事にする予定です。

2023年春分図

MC-ICラインからASC側に全ての天体が位置しているので、他国の影響はあまり受けずに、日本独自の道を進むイメージです。

この春分図の一番注目すべき点は、キロンがASC上に重なっているところです。キロンは「心の傷、トラウマ」を表す天体です。そうしたことからも、キロンがアングル上に重なる四季図は充分に注意して読み解くべきですが、その例として、2022年春分図が挙げられます。

2022年春分図

2022年春分図ですと、キロンがICと重なっています。テロなどの無差別殺傷事件には注意と書きましたが、2022年7月8日には安倍晋三元首相の銃撃事件が発生しました。春分図の範囲(3月下旬~6月下旬)とはずれますが、春分図が意図することが起きてしまったのです。

1995年の春分図でもキロンとICが重なっていますが、オウム真理教による地下鉄サリン事件が発生しています。

1995年春分図

このように、キロンとアングルが重なっている四季図は、必ず無差別殺傷事件やテロが発生しているのです。少なくても、ここ十数年はキロンとASCが重なった年はありません。人間のチャートであれば、生まれながらにして大きなコンプレックスを抱え込む、あるいは何らかの傷を持ったり、乳幼児期に大病をすることを表しています。

一国のチャートであれば、戦後の日本のシステムにピリオドを打たれるということでしょうか。政治や経済に全く興味が無くても、今の社会システムが限界だということは日本人全体が共有出来るはずです。

占いとは全く関係なく、独自のスピリチュアリズムを掲げる江原啓之氏も「2023年は終焉のワルツの年」と述べています。

木星がASCに重なっていることで楽観視している人もいますが、木星は単に「拡大」の働きをするだけの場合も多いので、キロンの効果を増大させてしまったというパターンもあります。

12ハウスに水星、太陽、海王星、月、土星の5天体が入っているので、占い師の感覚的に不味いチャートだとは言えます。しかし、12ハウスは言語化出来ないあやふやハウスですので、何が起こるかは具体的に述べることは難しいです。無い知恵を絞れば、今の日本社会にピリオドが打たれるのであろうということでしょうか。

「日本沈没」という小説がありますが、そこに描かれているようなことが荒唐無稽なことが起きても驚かないです。また、ワクチンでクルクルパーになると主張している人もいますが、そうしたクルクルパーになった人が何千万人と現れても驚かないです。12ハウスは、そうしたハウスということです。

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