2022年春分図を読んでみた

少し早いですが、2022年春分図を読んでみたいと思います。この春分図の有効期間は、2022年春分から2022年夏至までと言いたいのですが、春分の1ヶ月半前から徐々に効果が表れているような気がしてならないからです。つまり、2022年2月中旬くらいから、2021年冬至図と2022年春分図の効果が入り混じっているようなイメージです。

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◆テロなどの無差別殺傷事件には注意

「心の傷、トラウマ」を表すキロンが、「国の土台、精神的基盤」を表すICと重なっています。人間のホロスコープであれば、家庭環境が波乱に満ちていたり、心に闇を抱えていると解釈してしまいます。それが、日本の春分図にあるということは、テロなどの無差別殺傷事件が起こるかもしれないと言えます。他の占い師ですと、地震や噴火などの天変地異が発生すると占うかもしれません。私がそのように解釈しないのは、四季図における「キロンとICの合」と天変地異との関連性に確証を持っていないからです。

過去の日本の四季図で、「キロンとICの合」があったのは、1995年春分図です。1995年3月20日にはオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生し、戦後日本の安全神話が崩壊した年でした。広義に解釈すれば、「いつの時代も大事にしなければいけない基礎となる部分や精神的な拠り所に傷が付き、大衆の心が不安定な状態になりやすい。」と言えます。

春分を迎える前ですが、今年のウ〇ライナ侵攻をきっかけにして、非核三原則や反戦が日本の国是だったのに、日本の核保有・核武装、アメリカとの核共有を唱える人が目立つ形で現れてきました。”日本人が長らく大事にしてきたものや考え方が壊れてしまう、傷が付いてしまう”というのが、残念ながら2022年春のテーマになります。

◆オミク〇ン株などのコ〇ナの流行はもうおしまい

オミク〇ン株などのコ〇ナの流行に関しては、この春でひと段落するはずです。根拠としては、6ハウスに主要天体が入っていない、かつ木星と海王星の合が成立することです。1918年~1920年にかけて流行したスペイン風邪は木星と海王星の合が成立した時期に収束しています。(※自分が発見した法則ではないです。)
ちなみに、3月上旬の時点で既に感染者数の報道はすっかり減り、3月21日でまん延防止等重点措置も解除する方向です。

「国のリーダー、首相」を表す太陽は3ハウスに位置し、1ハウスの冥王星とセクスタイルですので、国内の問題に集中すると読み取れます。また、3ハウスは「メディア、情報通信、輸送」であり、水星、木星、海王星が魚座で重なっていることから、メタバースなどの新たな技術が本格的に認知され始めるかもしれません。ただし、不審なメールやサイバー攻撃、新種の詐欺には充分に注意して欲しいです。

◆日本の景気は悪くなります

「お金、財政」を示す2ハウスに、「制限、堅実」を表す土星(水瓶座)がノーアスペクトで位置しているので、景気は悪くなります。同じく2ハウスには金星と火星の合(水瓶座)で位置しているのですが、その合に4ハウスの天王星(牡牛座)がスクエアで関わっているので、景気は悪化の方向だけれども、一日だけ株価が急上昇するなどの突発的な変化は起きやすいです。

大衆を表す天体は月(天秤座)で10ハウスに位置することから、政治については関心を持ちます。しかし、1ハウスの冥王星がスクエアで関わっているので、社会問題に興味を持ってそれを発信しようとしても、精神的に抑圧されるように感じるかもしれません。

◆最後に

2022年1月9日に「2022年の日本の運勢は?」という記事を外部サイトで公開しました。

2022年の春分図を含め、2021年冬至図、2022年夏至図、2022年秋分図を基にして、2022年の日本の運勢を占っています。

今回の春分図の記事の内容も、後出しではないということをお分かり頂けたら嬉しく思います。

#西洋占星術 #ホロスコープ #占い #2022年 #春分図

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