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三回目の正直じゃあ!!!!!

昨晩呼吸発作に見舞われて、草木も眠る丑三つ時(比喩)に飛び起きたワタクシです。

肺が痛くて暫し眠れなかったのですが、藁にすがる思いでNHKBSを付けたら私好みの映像を放映してました。早速意見を取り入れていただきましてありがとうございます・・・・・なわけねえww
そうそう、そういう映像がいいのよ、ひたすら焚火の映像を流す、ひたすら北海道の自然を流す、ひたすら北アルプスの映像を流すだけでも全然こっちはそっちの方が落ち着くのー。もう西部劇の映画なんて流さなくていいのー。

明け方にやっとこ落ち着いて寝たわけですが、起床できた時間はまあ・・・そうですよね苦笑 休職じゃなかったら即死していた・・・(比喩)レベルの時間に起きました。

長いマクラ失礼しました。
これからが本題です(ジャケットをぴんと広げて脱いでいる私を想像してください)

アメリカ人の友人の夫が小麦粉アレルギーと知って幾数年。
それから米粉由来の珍しい食べ物があったら「旦那さんにどーぞ」と友人にプレゼントしていたわけですが、
こっちもだんだん米粉でなんかやってみっぺえ!という気持ちになり、
田んぼを耕し稲を収穫しそれを石うすでひくという気の長い米粉料理を作りたい人生でしたが、そんなわけにもいかず(笑)

まずはネットで「初心者級★簡単米粉蒸しパン」なんてのがあったので材料(米粉・きび砂糖・こめ油等)を購入した。

いざ!!となったときに、レシピに訳が分からないというか私の読解力がなかったのか、

ぬるい水

という文言があったのさ。
水でぬるい・・・とは如何・・・・
ぬるい水とは・・・・水はもともと熱くもないH2Oじゃないか・・・
それをわざわざぬるい水だなんて。
私はスフィンクスに謎かけをされし砂漠の旅人・・。
しかし、スフィンクスに食われるわけにはいかぬ。
然し謎は謎のまま。闇の中にも葬ることもできなかった。

やんぬるかな
というわけで私は水:湯=9:1にして用意したわけさね。
ぬるい水とはこのような感じかと。
指入れても無論熱くもないし冷たくもないぜ!かかってこいやーーーーーーー(某オオカミバンドのgt&Vo.訛りで)!!!
と思い、そのぬる水にきび砂糖とこめ油を入れてだね、
そして米粉を入れベーキングパウダーを投下。そして型に入れて蒸した。
時間通りに蒸したが出来上がったのもは蒸しパンとは到底言えないナマモノが出来上がった。

硬直する私。ててーんと私を見上げるブツ。

しかし入っている材料は入ってるので、不味くはないけれども全然ふっくらしてない挙句に油っぽくべちょっとしたこの物質を何と名付ければよいのか。

ちなみに、先日両親が東京に遊びに行ったことを良いことにそのアメリカ人夫妻ともう一人の友人を家に招いてデザートにとぶっつけ本番で試してみたが、やっぱり駄目だった。
しかし、大丈夫大丈夫彼らは蒸しパンなんて存在は知らねえ筈だという悪魔の声に促されコーヒーと共にぺちゃんこ米粉のなんかお菓子みたいなものをだしたわけで。
あ、でもぬる水の温度は2:8くらいにしてみたかなあ?あんま変わらんっすわ、ははは汗

神様、私が何かしましたか・・・・・

食べてみながら思ったけれどもどうにもこれは油の比率が高いんじゃないかと。油が膨らもうとしている力を抑えているんじゃないかと。
そう思い至ったわけです。
よし次回は油を少なめーにしてみてやってみようと。
しかしその日はいつ来るのか、
その気になるのはいつなのか、
誰もわからないが、
だが来るべき時に備え、私はその気になるまで米粉について色々調べました。
分かったことですが、米粉と一概に言っても色々あるんですね、
お菓子に向いているもの向いていないもの云々。膨らむものとそうでないもの云々。
どうやら私が適当に購入した米粉は完全にお菓子に向いていなかったタイプでした。orz

そして、雪辱戦は突然今日やってきました。
あ、なんかやってみようかなって。
お湯はもう4:6とぎりぎりの温度だったかな、
なぜなら作業している間に温度さがるじゃん?
その時間差を利用しました。
油も一滴くらいにしたかったんですけどね、
調子くるってちょっと多めに入ったわけよ。少しやっちまったー感がありましたがもう無視。
で、米粉を入れ、ベーキングパウダーも油に負けないように2倍にしてみたところ、母親様から一言。

「あ、あれね入れすぎると苦くなるんだZE」

絶句した私でしたがもう賽は投げられた。しょうがない。
いやもう油を一滴ですませばいいところから少し躓いてるんですわ、
苦くなるくらいかかってこいやーーー(某オオカミバンドのry)!!です。そん時はハチミツかけて食べればええねや!
ということで当初のレシピを存分に変更したのが出来上がりました。

どどん!

蒸された!博士!漸く蒸されましたよ!!!我々の計画は十分でないにせよなんとか油っぽい何かから抜け出しました!博士!
うむ、では助手よ味見をしてくれい!
え、わ・・・私がですか?苦いかもしれないから博士ったら
(たじろいで)そんなわけあるまい!わしの渾身の蒸しパンみたいなものが食えないというのか!
博士!それ以上言ったらコンプライアンス違反に抵触します!パワハラです!
良し分かった助手よ、半分にして食おうではないか!!
博士!なんですかなんか・・・半分にしては博士の手持ち分は1/4じゃなくないですか?

出来上がった何か

等々右脳と左脳で寸劇をさせてみましたが、まず油っぽくなくフワッとはしている。そして懸念された苦みはなく、まずは点心として及第点と自己評価しました。


嬉しいので再度。

一切意味不明だった「ぬるめの水」。
著者が説くその詳細はいまだに不明でしたが、
私の中では「熱めの水」つまりぬるま湯ということで解釈されたということでした。
多分、レシピ書いた方もそういいたかったんじゃないかな・・。

米粉が不釣り合いなものを買ってしまったとはいえ、失敗したものを吟味しそれなりのアレンジを加えてやっとこそれらしいものを作ることができてよかったなーという話でした。
どっとはらい


そんなに嬉しいのかお前

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