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勇者杯2020冬3次予選レポート

はじめに

こんにちは、ほろあです。
2日間の3次予選、お疲れ様でした。
惜しくもファイナリストになることはできませんでしたが、13位(記録なし)という好成績を残すことができましたので次回大会へ活かせるよう、備忘録として予選の詳細を記しておこうと思います。
皆様のお役に立つ情報も多少なりともあるかと思いますので、勇者を目指す方はぜひ、気になるところだけでも読んでください😊

使用デッキ

①ムーンフェイス2積みメラなしナインゼシカ

現環境最強デッキの伝説ククールに唯一有利なデッキという理由で選定しました。
メラありナインゼシカとの対戦が多くなることを想定してかなり軽めに組みました。
フォロボスよりもジュリアンテを採用した理由は以下の通り。
・フォロボスで除去してアドバンテージが取れる相手ユニットがフォロボスムドーエビプリくらいしかいない
・ジュリアンテは2面除去できるので盤面を返す力では上
・封印されても悲しくない

②伝説ククール

レナスさんがツイートされていたレシピの丸パクリです。
どんぐり1は完全同意で、きゅうしょづき2は除去過多かな?と思いましたが他に入れたいカードがなくピサロに対して戦いやすくなるのでそのままにしました。

③ミッドレンジナインカミュ

こちらが今回のキーとなるデッキです。
このレシピをパッと見た時、弱そう。そう思いませんでしたか?
それこそがこのデッキの最大の強みなのです!
あまり大きな声で言えないのですが、このデッキなんとメラありメラなし両方のゼシカに微有利がとれています。
しかし、この30枚を見てゼシカ出せないな〜なんて思う人は存在しません。
そこを今回の作戦の鍵として戦いました。
デッキ自体の説明をしましょう。
豊富な除去カードで序盤から盤面を取り、地図で中盤の盤面を取り、とにかくユニットの攻撃をリーダーに通して削り切るミッドレンジデッキです。
カイロスハントは言わずもがな、探知のナイフがゼシカの序盤を潰すのに非常に強く、ナインのレベル2と合わせて序盤の全てのユニットに対応できます。
3次予選で使用されると想定していたゼシカのレシピでは序盤から押されるとひっくり返すのが難しいので、そこを突きました。
ただし、伝説ククールにはすこぶる弱いです。
レックピサロや三人衆などのサードデッキ達には五分くらいかなと思っています。

作戦

各デッキの役割
・ムンフェ2積みナインゼシカ
伝説ククールの牽制
・伝説ククール
確実に一勝をもぎとる
・ナインカミュ
ゼシカを倒して勝ちを決める

以上3デッキをどのように出していくかという作戦を説明していきます。

仮想敵の組み合わせは
・メラありナインゼシカ
・伝説ククール
・レックピサロ
としていました。
これは2次予選の結果ツイート等から1番多い組み合わせだと予想しました。

これに対する作戦ですが、
まず、ムンフェ2積みナインゼシカは見せデッキです。
今環境最強である伝説ククールを使わせないこと、そしてナインゼシカを引きずり出すことがナインゼシカの役割です。
伝説ククールを封じながらナインゼシカを出させることで、有利なカミュをぶつけることができます。
「ゼシカを2連続で選出させて、有利なククールとカミュを当てて勝つこと」が今回の作戦です。
ピサロが出てきたとしても不利はないので、一勝はくれてやるという気持ちで同じ出し方をしていました。
この作戦にはもう1つ狙いがあります。
運要素をなるべく軽減することです。
「伝説ククールで絶対に一勝する」ということは、自分の下振れで負ける試合を確実に一つ減らすことができるということです。
また、カミュもユニットで打点を稼ぐという性質上、盤面は常に厚いので魔王の間を必ずしも選ぶ必要がなく、魔王ガチャの回数を減らすことができます。
相手の爆上振れは自分ではどうにもできませんが、自分の下振れを減らす努力はできました。
しょーもない負けを減らせるということもこの構成を選択した理由です。

対戦記録

先に全体結果を。
6-2
ゼシカ 2-1
ククール 7-1
カミュ 5-4

1回戦 VSぼーらいさん
メラありゼシカ・ムンフェ2積みナイントルネコ・三人衆
カミュVS三人衆 ×
ククールVSゼシカ 〇
カミュVSゼシカ 〇

ゼシカに有利な2デッキでゼシカを倒す作戦通り。

2回戦 VS29Qさん
メラありゼシカ・伝説ククール・レックピサロ
ククールVSピサロ 〇
カミュVSゼシカ 〇

ピサロが出てきても同じ作戦が通る想定でしたのでこちらも作戦通りです。

3回戦 VSMOKOTONさん
メラありゼシカ・伝説ククール・レックピサロ
ククールVSピサロ 〇
カミュVSピサロ 〇

作戦通り。

4回戦 VS和菓子さん
メラありゼシカ・伝説ククール・レックピサロ
ククールVSピサロ 〇
カミュVSピサロ ×
ゼシカVSゼシカ 〇

ふふ…私にゼシカを使わせたのはあなたが初めてです。
カミュ連投読みでククール投げられると積むのでビビってゼシカを使いました。

5回戦 VSマチュピチュさん
メラありゼシカ・伝説ククール・レックテリー
ククールVSゼシカ 〇
カミュVSゼシカ 〇

作戦通り。

6回戦 VSくうさん
ムンフェ2積みメラなしゼシカ・伝説ククール・三人衆
カミュVSゼシカ ×
ゼシカVSククール 〇
ククールVSククール ×

こちらの試合の敗因はお相手がツイートしてくれていました。

もちろんのもちろんお相手が上手いことを前提に言わせてください!
ほんとにこれ以外に敗因が見当たりません…。
自覚できるミスはしませんでしたが、運要素から逃げきれなかったです。

7回戦 VSEnzAnさん
メラありゼシカ・伝説ククール・三人衆
ククールVSゼシカ 〇
カミュVSゼシカ 〇

作戦通り。

8回戦 VSつばーにょさん
メラありゼシカ・伝説ククール・レックピサロ
ククールVSゼシカ 〇
カミュVSゼシカ ×
ゼシカVSピサロ ×

お互いファイナリストを賭けた最終戦でしたが敗北。
こちらの敗因はまずは作戦通りにカミュでゼシカを倒せなかったことです。
こちらの狙いに気づいたのか序盤にほとんどユニットを出してこず、こちらの除去力を活かしてアドバンテージを稼ぐことができませんでした。そのまま中盤にメタルキングの地図を2個連続で置かれ、それらを返すことが出来ず敗北。
次のピサロ戦ですが、完全に倒し方をわかっているというのが対面から伝わる動きでした。
やたらとMPを余らせてターンを返してくるので、事故ってるのかな?と思ってたのですが、どうやら、「どのカードにどのカードを当てるかを決め、MPを余らせてでも温存していた」のではないかと終盤になって気付かされました。
ピサロにゼシカをコントロールし切られてしまったのです。
この一戦は最も実力差を感じました。
ゼシカを出すつもりがなく、ゼシカ対ピサロを練習していなかったことも反省点だったと思います。

大会での立ち回り(対戦外)

今大会で対戦外でやってよかったと思うことをご紹介します。

①ギルメンと通話
勇者杯は家でゲームしてるだけなのにめちゃくちゃ緊張します。
対戦が始まれば試合に入り込むので大丈夫なのですが、待ち時間がもうソワソワしてたまりません。
そんな時間にギルメンの方々に通話に付き合っていただき、緊張をほぐしたり励ましてもらったりしました。
今大会で自覚するプレイミスがほとんどなかったのはこのおかげではないかと思っています。

②バナナを食べる
対戦が終わる毎に1本食べていました。
チョコレートもグミも食べていました。
糖分を切らさないことは意識しました。
これもミスを減らすことに役立った気がします。

すみません、試合中のメモは禁止されていました。
おそらくマッチング後は全て試合とみなすのでデッキのメモもダメかと思われます。

感想

8回戦までファイナリストの可能性があったということで、逃したのはとても悔しいのですが自分にしては健闘したなと思っています。
実を言うと、2次予選の通過すら自信がありませんでした。
理由としては、
・2次予選通過の経験がなかったこと(前回3次予選はシード権で出場)
・11月、12月のランクマッチで連続して2020年で最低の順位をとっていたこと
です。
そして伝説は高らかに環境、無理!!
って思ってました。
ですが、それが逆に環境を俯瞰して見ることができる要因になったかなと思います。
ランクインしたお気に入りデッキがあると、どうしてもそのデッキを中心に環境を見てしまうので。
それだけに実力が足りずにファイナリストには届きませんでした。
次回の勇者杯では意識的に環境デッキを満遍なく触ろうと思います。

さいごに

3次予選レポートは以上です。
記事執筆はイレブンテリーランクイン以来の9ヶ月ぶりかつ、予選当日にぶわーっと思いのままに書いたので読みづらいところもあったかと思いますが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
次回以降の3次予選の度にこちらの記事を自分で読もうと思います。

追記
このゲームは終わってしまい、次回の3次予選が開催されることはありませんでした。
それでもカードゲームの大型大会を本気で考え尽くして戦った経験は宝物です。
ライバルズ最高!

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