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三十路になってから -その1-

題名の通り私は今三十路を通過中。
インターネット日記を付けるのは高校生ぶり。
かれこれ15年前は二つ折りの携帯(スマホじゃないんだよ)でホームページを作るのが流行ってた。

今は風呂に入りながら書いている。スマホはLサイズのジップロックに入れて。
そして今日は浴槽に塩も入れてみた。特に何も変化は感じない。

何度も言うが私は三十路になった。
20代の中頃までの三十路ってもっと大人なイメージ。本当なら結婚もして子供もいる予定だったのだが、どういう訳か浴槽に食卓塩を入れて今こうして日記をつけている。

今日はなんで私が結婚もせず彼氏も作らずにいるか、ということを書いていきたい。
結婚が出なくて彼氏も作れなかった。が正しいかもしれない。

結論から言うと、今がめちゃくちゃ楽しいのである。それは特別なことは何も無くて、ただ毎日好きなことをして過ごすだけなのだが、とにかく満たされている。

そんな私も実は去年の夏、軽い鬱病になった。病院が嫌い(正確には薬が嫌い)なので診察は行ってないので実際のところわからないけど。

暗い話からすると、とにかく精神にくることが重なった。
先輩と後輩の間に挟まれて物凄いプレッシャーを感じ続けたり、周りに頼れる人が居なかったり、誰かと比べられたりして、とにかく私のクソみたいな自尊心がどんどん死んでいった。
それから、メンタル鋼みたいな人たちの元気について行くのに自分自身のエネルギーをどんどん費やして、一人になると「私何やってんだろう…」と思う日々。

忍耐強いと言うか、プライドが高いと言うか、人に合わせて上手いこと生きてきた人間だったので本当の自分でいることを見せられる人、本当のことを言える人が近くにほとんどいなかった。
遠くにいる人には、私のこんな話をしてもつまらないと思われてしまわないか。突然ウザがられないか。なんて無駄な思考を巡らせては、結局症状が出るまで人に言えなかったのである。

そんなこんなでメンタルが徐々に徐々に削られて、気づいた時には「みんな嫌い」「笑い声すら煩わしい」と思うようになって、突然昼休みに涙が出てきたり、夜眠れなくなったり、衣食住の住以外が今思うとダメダメになってた。
他にも耳鳴り、めまい、下痢、時に腹痛、趣味の音楽すら楽しく感じなくなっていた。とにかく毎日体が不調。未病みたいな状態がずっと続いた。やることなす事の全てに無意味さを感じ、終いには自分自身は価値のない人間だと思うようになった。
それから職場には、パワフル元気で人の気持ちはお構いなし!楽しけりゃオッケー!みたいなデリカシーのない人たち(私は輩と呼んでいる)がたくさんいて、昼休みに疲れ切って寝ている私に笑いながら大音量をかけて起こしてきたり、靴を隠したり、デカい声で痩せたねぇ?!ストレス?!(笑)とか言ってくる。
まあ普段の私なら笑ってスルリと交わすところが、もうそれすらできなくなっていた。

元々その2年前(今から約3年前)にも仕事の頑張りすぎとプライベートが全くもって上手くいかなくて、これに似たような症状が出ていた。この話はまた後日書きたいと思ってる。
それがあったので数年はお仕事頑張らずにってことで今の部署に移動した訳なのだけれども。
何故か凄腕の先輩が子育てのためにゆっくりとした職場につきたい、という理由でうちに就職してきた。しかも同じ部署になってしまうところが更なる不運。
それから落ち着いた部署だからという理由で次々に仕事を振られ、移動して数ヶ月もしたら元々居た部署となんら変わりはないくらいの忙しさとなっていた。
むしろ、複数の仕事を任されていたので一本集中型の私にはさらに辛くなる始末。

そんなこんなで先輩と後輩に挟まれながら、複数の業務をこなす日々が1年続いたのだけれども、それがまた大変で。

なんか長くなりそうなので続きはまた明日書くことにした。



インスタもFacebookもやってないから、ハッシュタグの付け方が全くわからない。


あ、私音楽が好きなので毎回最後にその時の気分の音楽を載せることになりました。たった今。

ヒグチアイ/備忘録

https://youtu.be/q6uihUa3YVc

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