見出し画像

※復刻版・歴女の豆知識※守って守って続いてきた国、日本。

どうも!藤白でございます。
更年期のホットフラッシュで一人春を飛び越えて夏のように汗をおりますが、この病とも、もう長いお付き合い。

体の機能の維持をしているという頑張ってる証拠だと
受け入れています。

そう考えると、つくづく人間の体はすごいですよね。

たまに流行りの話題にのってみようかと、170センチ以下の男性は人権ないのかについて語ってみようかと思いましたが、歴史オタクの私。
せっかくなら歴史とともにお話してみるほうが皆さんにも楽しんでもらえるかなと、新しい視点で書いてみたいと思います。(*^^*)

むかし、歴女の豆知識というカテゴリーで
はてなブログでも書いたことがあるのですが、
実は、日本は数百年のサイクルで(だいたい、4~500年)
氷河期と温暖期を繰り返しています。


これは私が小学校高学年か中学に入る頃、偉い歴史学者さんの論文を見て知りました。

いまの私たちが生きている21世紀にはいってから、
氷河期になっています。
気象の変化は温暖化だけの問題ではないと、私自身も考えています。

前の氷河期は戦国時代にあたるため、彼らの平均身長よりも大きいとされているのは
現在大河ドラマでも注目されている
鎌倉時代。
こちらは温暖期です。

彼らは京都の貴族からみれば
坂東武者、と田舎者扱いされておりましたが、
食事に獣の肉も入り、タンパク質もとれていたため、体格はよかったとされています。

ちなみに源頼朝も、色白でぽっちゃりしていたという記述が残されています。(彼は京都から伊豆へ流刑になったため、食事は彼らと同じようになったとも推測できます)

また、このころ私が愛読していた永井路子先生も鎌倉時代の成立は1185年説を書かれておられました。

どれも昔から検証、研究はされ続けていたんだなあと
先人の学者さん、先生方には頭が下がります。

そんな鎌倉時代成立とは直接関係ありませんが、
今の男性が身長が低くてもちっともおかしくないわけです。
逆に女性が高身長でもおかしくありません。

戦国時代生まれの淀殿は168センチあり、彼女の母であるお市の方、父である浅井長政ともども、大柄であったといわれています。

ってことは遺伝ですよね。
また、織田家は鼻の大きい美男、美女の家系であったともいわれており、現存する織田信長の肖像画も、たしかにそうですよね。
お市の方も戦国時代一の美女として語られています。
ここも遺伝と考えるのが無理のない感じがしますよね。

昨今、平均身長は数十年前、
つまり私がピチピチ(死語かな?)若干低くなっております。

なので身長がどうとか、どうでもいいし、他人にいわれたくないよねってことです。

私はこれに反論したいならご勝手にどうぞ~、って感じです。

発言者は私より歴史について、考察したり調べていないかなと思うんですよね。

関西でいう
アホなこというなぁ、です。

もうそれなりに社会的制裁を受けていると思うので、それは置いといて、この鎌倉時代。
続いていったのは北条氏。
源氏の嫡男たちは創立者頼朝からわずか三代で絶えてしまいました。

この北条氏。
大河ドラマにも出てくる
執権として権力を握った義時から続いていきますが
中でもとっても苦労した人物がいます。

それはこの時代よりあと、
8代執権北条時宗の頃です。

この名前と一緒に教科書に出てくるのは元寇(げんこう)。

いまのモンゴルに攻めこまれてきた頃です。

新風が吹いた、といわれている
二度の侵略から日本が逃れられたのは、攻めこんできた時期が台風に当たったとか
諸説あるのですが、
どうにかこうにか守り通した当時の方々。
そして時宗はわずか32歳で亡くなっています。

今となってはわかりませんが、彼の心労はいかばかりかと
思うときがありました。

数々の歴史の資料からも
日本は災害が多く、
島国であることから、歴史のなかで困難は多かったと思います。

鎖国をすることで他国の介入をなくし、江戸幕府は明治維新を迎えるまで、約300年ちかく続きました。

そして、貿易で交流のあったオランダなどは
今も友好的な関係が続いています。
天皇陛下と皇后様が即位の時に笑顔で談笑されていたのは
記憶に新しいかと思います。

また、明治維新をむかえ、
はるばる船でやってきた当時のオスマン帝国(現トルコ共和国)の船が帰りに座礁してしまい、

当時の和歌山県の方々、そして明治天皇が手厚く保護し、送り出した縁もあり、今も遠い国ながら、友好的な関係は続いています。


こちらはエルトゥールル号の話として耳にしたことがある方がおられるかと思います。

とにかく攻めには向いてない日本。
それは豊臣秀吉の朝鮮出兵をみても、
先の第二次世界大戦も、結果は皆さんがご存知の通りです。

あと無茶はできませんよね。
今はコロナに苦しめられ、経済もダメダメ。
アベノミクスで頑張ってみたけど
天災みたいな感染症にはどの国も大苦戦。

ここで無理やり参戦させられても日本は負けます。

というより、争っちゃいけない。
皆さんのご先祖様ががんばって生きてこられ、私たちがいるのに。

昭和天皇が自分の命だけでなく、天皇家のものをすべて差しだし、
全国民の命と安全の保証を
申し出ました。


てっきり命乞いでもするのかと
日本の皇帝をバカにしていた
マッカーサーを驚かせ、ここまで復興した今があります。

※実は、日本の天皇家はエンペラーにあたり、一番偉いことになっています。これは現在もそうです。※
エリザベス女王が末席ではなく、最前列に天皇陛下を迎えたり、
フィリピンのドゥテルテ大統領のように
天皇家の大ファンがいるのも
そうですが、
実は、儀式などで、
身に付けておられる勲章でもわかるようになっています。

それすらすべて、自らの命と共に国民のために差し出そうとするって、軽い言葉で申し訳ないですが、本当に凄いなと思います。

この国を世界地図から消してはいけない。

もちろん、他の国も。
そのためには、早くいまの状況から平和が訪れる日を訴えつづけるしかないのかなと思っております。

こういう背景からも、
外国からみると、日本はとても特殊な国に見えるので、
知っておいて損はないかなぁ、
知っている方も思い出してもらえたらいいな、と思って書いてみました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

読んでくださってありがとうございます。(*^^*)

皆様が素敵な1日を過ごせることを心より願っております。

歴史にifはありません。
けれど後年に語り継がれるものは変わっていきます。
学問としての歴史はそういうものだと思います。

そして、未来は未知数。
良くも悪くも変える可能性があります。

昨日より今日、今日より明日。

1日1日と
最善の方へいくことを心より願ってやみません。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?