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砂糖と道がおなじ単語?(ベトナム語)

ベトナム語に限らず、日本語に比べて 語彙が少ない諸国語はたくさんある。フランス語は基本単語が2000なのに対して、日本語は最低10000語はあるし、ベトナム語も「~とともに」「~にしたがって」「~ば~ほど」が同じ翻訳だという。

フランス語でいえば、みんなの日本語第22課の「ぼうしをかぶる」「シャツを着る」「スカートをはく」「ネクタイをする」などの動詞はすべて「Mette」動詞は一つで名詞が付随。

前にフランス語を習っているときに、先生に言われたのが、「Masayoさんは文法は正しくないけど、表現力がある。フランス語は言葉、単語が少なくても言葉の表現1つで伝わるし、そしてそれがとても大切。」とおっしゃっていた。その時に感じたことは、日本人の表情の乏しさが、言葉を作り出し、言葉の表現を増やし、表情を変えなくとも心の表現、つまり思っていることを表現するために、言葉の数が他の国よりも多いのではないだろうか。

ベトナムの学生で母語の干渉が多いのは、「思い出す」と「覚える」。どちらも「nho(記号がつく)ニュ~」であるが、これはまだわからなくもないが、タイトルの「砂糖」と「道」が同じ単語なのは正直びっくりした。「duong(記号がつく)ドュン~」

言葉と文化は切っても切り話せない。どちらが先で性格が形成されるのか、またどんなお国事情があるかわからないが、「砂糖」と「道」が同じ単語の理由はどんな歴史から生まれたのか調べてみたい。



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