頭の中0326
先日、脚本を提供した劇団の公演が終わりました。
私の自信はしばらく家出中でして。創作中も捜索中なんですけど。今回も帰って来てなくて。これでいいのか、これは観た人の心に寄り添えるのか、とずっと考えていました。
何を言っても舞台の幕は開くわけなのですが。
たくさんの方が公演をご覧くださって、色々な感想を寄せてくださいました。
「何度も見返したい」と言ってくださったり「辛い時思い出すと思う」と言ってくださったり、「勇気をもらった」と、言ってくださったり、私などにはもったいないお言葉をたくさん頂戴しました。
私の方が、このあたたかいお言葉の数々から勇気をいただいていたのです。
ある方から、これからも創作活動を続けるのか、とのご質問をいただいた時、私は時の運が味方をしてくれれば、とお答えしました。
それを受けて、その方はこうおっしゃいました。
「あなたはきっと演劇をやらざるを得ない状況になるんじゃないかな。胸の中に熱いものを感じる」
確かに。
私は演劇を通して人と繋がってきたところが多分にあるので、これからも演劇から離れることはできないのかも、と思いました。
離れなくてもいいのかも、と思えたのは、色々な方からいただいたあたたかいお言葉のお陰です。また何かを創った時、それを観てくださる方がいるというのは、本当に幸せなことだと強く感じています。
やりたいことも決まっていて、それに対する熱量も持っているのに、人生とはままならないものです。まあ私が悪いのですが。忘れっぽくて勝手気まま過ぎるのがきっと良くないのですが。
できっこないと思っても諦められなくて、泣くくらいなら、ちょっとずっこけたくらいでポイしたらだめなんじゃないかなあ。
脱線しました。すみません。
それでなんですけど、また新しく書きたいお話がありまして、まだ頭の中でふわふわしているところなんですが、少し言葉にしておきたいと思い初めてnoteを書きました。これは私の頭の中。
今度は、鞄の話を書きたいのです。
我々の持ってる鞄って、人それぞれ材質も違えば大きさも違うし、中にどれだけ入るかも違う。だから、全部のものを一人で詰め込んでおくことはできないし、そんなことしなくていいと私は思うのです。
全部持ってなくていいよ。
持ってこなくていいよ。
私たちの鞄、こんなに小さいんだから。
全部は入んないよ。
入ってなくていいよ。
背負わなくていいものを背負わされてしまった人とかね。
そんなに詰め込めるはずないのに、詰め込まざるを得なくなってしまった人とか、きっとたくさんいると思うのですよ。
私はどこまで想像できるのだろう。
想像でしか書けない自分をどうしようもなく思う。
どこまで寄り添えるのだろう。そもそも、寄り添おうなんて思うことが大きすぎる願いなのかも。
誰しも自分の物語を持っていて、そこに100%寄り添おうとしたらそれは大変に決まっている。既に自分の人生も抱えているのに。それこそ鞄が破裂するか、持ちきれなくなって歩けなくなる。
近くの人すら救えなくて、私は一体誰を救えるっていうんだろう。
いけないですね。また自信を捜索しないといけないですね。
皆そうなのかも。自分に自信満々でい続けるって難しいよね。
常に創作しつつ捜索をし続けているわけなんですけど、私の自信どこに行ったんですかね。
また会える日を祈って。
話飛びまくりの雑記を最後まで読んでくださったあなた。貴重なお時間を…すみません…ありがとうございました…。
くれぐれもお身体にお気をつけて、健やかにお過ごしくださいませ。