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模擬授業60「平方根の導入」

模擬授業

2006年4月15日。JHH横浜での模擬授業。月安裕美氏の追試。

指示1 左から6マス目に「面積」と書きます。1マス空けて「1辺の長さ」と書きます。次の行の左端に、「面積1の正方形」と書きます。

発問1 1辺の長さはいくつですか。

「1です」

指示2 面積の下に1、1辺の長さの下に1と書きます。2行空けて、「面積4の正方形」を書きます。面積と1辺の長さまで書けた人は見せにきます。

できた生徒に板書。

発問2 面積2の正方形をノートの右端に書きなさい。1辺の長さをはかります。いくつですか。

「14mmです」

説明1 1.4の2乗は1.96、1.5の2乗は2.25で面積は2になりません。1辺を√2と表します。

発問3 面積3のとき、1辺の長さは何ですか。

「√3です」

検討


佐藤泰弘氏、鈴木良治氏、澤田富雄氏、大脇友恵氏、前川孝志氏
1.流れはスムーズに感じた。
2.ノートの右側に書いた場合、1番左端に図を書くのが書きにくかったです。
3.目線が届いていて、安心です。
4.TOSSノートできれいに書けるのがうれしい。
5.知的な雰囲気がある。
6.指示がわかりやすい。迷わず作業できました。
7.TOSSノートで√2が作れるのは感激だった。
8.√3、√5、√6を作ってみたいと思った。
9.落ち着いて、授業を進めていました。さすがです。
10.面積2の図も難しかったですが、面積3の図がだされたら、とドキドキしました。できるかナ?
11.1.4の2乗は計算させた方がよい。
12.面積の2の図はもっとじらしてもよかった。

分析


1.14ミリという答えで、戸惑った。「1.4センチ」という答しか頭になかったから。対応する力が弱い。
2.追試することによって、力のある先生のリズムとテンポを学べた。
3.事前に自分でノートを書くことによって、自信を持って指示が出せた。
4.ルート3はコンパスがあれば書けます。今回は定規のみで書ける√にした。
5.1.4の2は歯実際に計算させた方がよかった。
6.授業のないように自信のない部分では、生徒を見ていない。生徒から離さないよう、目線をもっと意識する。

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