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模擬授業37 TOSSデー若葉

2005年4月17日(日)、TOSS若葉でのTOSSデー。
講座2「ビフォ→アフター 笑顔のあるなしで授業はこんなに違う!~女子生徒への対応もここがポイント!~」(10分)


大日本図書『中学数学3』p12

1.導入


発問1 今日は何の日ですか。

プリントを指さして「今日は何デーですか。さんはい」「TOSSデーです」

説明1 TOSSで学ぶ前、次のような授業をしていました。

2.ビフォーの授業


下を向いて、体を揺らしながら

指示1 プリントを開きます。

教師が範読。「四角1、(χ+a)(χ+b)の展開の仕方を考えよう」

発問2 何を考えるのですか

「わかりません」

「(χ+a)(χ+b)の展開の仕方です」

元気なく「そうだね」

発問3 今の授業を見て、わかったこと・気づいたこと・思ったことは何ですか

説明2 TOSSで初めて模擬授業をしたとき、TOSS中学代表の井上好文氏に次のように言われました。
「教体を止める。動きを止める」
「90ページを開きなさいと言ったら、みんなが開いたかどうか確認する」
「生徒をしっかり見て、しっかり発問する」
「指名するとき、みんなを見る」

説明3 2回目の模擬授業。
TOSS若葉代表の中川とも子氏に「音読自体は明せきなのですが、声のトーンが沈んでいるのが気になりました」
同じくTOSS若葉代表の金子史氏に「表情が少し怖いです。先生の笑顔を大切にして下さい」と言われました。

3.アフターの授業


説明4 TOSSで模擬授業30回を越えて、次のような授業をしました。

指示2 12ページ。四角1。みんなで読みます(χ+a)、さんはい。

かぶせて読む。
「四角1、(χ+a)(χ+b)の展開の仕方を考えよう」

発問4 何を考えるのですか。

「四角1、(χ+a)(χ+b)の展開の仕方です」

指示3 黒板と同じように、式をノートに書きます。

「1行あけて」

板書 四角1 
        (χ+a)(χ+b)

指示4 赤で分配法則の矢印を書きます。

「1、2、3、4」と言いながら書く。

説明5 最初は、χ×χです。

発問3 簡単にすると何ですか。Aさん。

「χ^2です」「その通り」

発問4 次は何×何ですか。Bさん。

「χ×bです」「そうだ」

発問5 簡単にすると何ですか。Cさん

「bχです」

板書 =χ^2+bχ 

指示5 式の続きを書きなさい。

「書いた式を言います。χ^2+さんはい」「χ^2+bχ+aχ+ab」

「できた人は丸、できなかった人は写しておきます」

指示6 続きを書きなさい。

板書 χ^2+(    )χ+

「とっても簡単だよね。どうしてですか。Hさん」「教科書に書いてあるからです」

指示7 書いた式を言います。χ^2+、さんはい。

「(χ+a)(χ+b)=χ^2+(a+b)χ+ab」
「できた人は丸、できなかった人は写しておきます」

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