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模擬授業95.「図形スキル」

模擬授業

2007年8月29日。あさひ例会での模擬授業。井上好文氏の追試。

『図形スキル』(東京教育技術研究所)、p28
指示1 図形スキル28番。例、平行四辺形になる条件④の証明。四角形ABCDの・・・、さんはい。
「四角形ABCD~である」を一斉音読。
=(イコール)、//(平行)で声をかぶせる。
 
指示2 △ABOと△CDOで・・・、さんはい。
説明1 (AO=CO)・・・・・・①(点点点、点点点、式1、と読みます。∠□(角四角)と読みます。
指示3 四角形ABCDの~証明の最後まで読んだら座ります。全員起立。
図を板書する。


発問1 問(1)①結論をいいなさい。
「結論」と赤で板書。
「結論は何ですか、町田さん」
「AB//DC、AD//BCです」
答えと同時に板書。
指示4 図に平行マークを赤で書きこみます。
発問2 ②仮定をいいなさい。
「仮定」と青で板書。
「仮定は何ですか、伊藤さん」
「AO=CO、BO=DOです」
答えと同時に板書。
指示5 図の相当マークを青でなぞります。


指示5 ③□に記号や言葉を入れて、(証明)を完成させなさい。
指示6 4つとも書けた人は起立。
「3つの人も起立」「2つの人も起立」
指示7 □に記号や言葉を入れて、証明を読みます。△ABOと・・・、さんはい。
指示8 ∠COBと書けた人は赤で丸。書けなかった人は写しておきます。
(他の3つはその場で丸付けをしなかった)
「4つとも丸だった人は座ります。直した人も座ります」
指示9 例をノートにていねいに写しなさい。

《先行実践》
井上好文氏:『向山型算数教え方教室2007年9月号』(明治図書)、p54~55

検討

1.すーと流れる授業であった。
2.なぜ結論が先なのか。
3.その後の説明練習のときに列はできないか。
4.最後のノートのていねいに写すのは、どれくらい時間がかかるか。

自評

1.目線が甘かった。
2.板書のときに生徒に目線を送る回数が少なかった。
3.テンションが低かった。
4.結論が先であるな理由は2つ考えられる。1つは、結論の方が仮定よりもわかりやすいということ。もうひとつは、文章題では「何を求める問題ですか」と先に聞くことが多い。
5.「・・・・・・①」は「点点点式1」と読んだが、「点点点点点点式1」と読むほうが正確であるかもしれない。模擬授業では、「点点点式1」で問題なかった。
6.4つの丸つけのとき、1つめだけ丸付けをその場でし、残り3つを答を全部言った後に丸つけにした。途中で、音読を切りづらかった。

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