見出し画像

基礎中の基礎編

<<焼酎きき酒師の焼酎初心者アカデミー第1回>>

唯


※基礎中の基礎編※

焼酎初心者アカデミー=「酎アカ」は、あくまで基礎知識ですので、お酒通の方には全然面白くない常識的な事ばかりと思います。焼酎以外のお酒がメインで、焼酎をあまり知らない!といった方に向けてに書きます。

【目次】
①甲類/乙類?
②多種多様な楽しみ方

①甲類/乙類?

焼酎は大きく分けて2種類!
焼酎は甲類/乙類に分類されます。
甲類は蒸留を数回重ねることにより完成した、味の(ほとんど)ない焼酎。ウーロン茶や緑茶などの割物との相性が良いです。鏡月やビックマンなどがこれに分類され、材料が安く済むので価格は安めです。

乙類は別名本格焼酎と呼ばれています。(乙類は甲類より劣るイメージがあるので、乙類メーカーさんたちが話し合って付けた名称です)
乙類は蒸留回数が1回のみなので、発酵させる素材の味わいが残ります。芋や麦などが有名ですが、黒糖やハッカなど多彩な種類があります。通常は水やお湯以外の割物は使用しません。材料の良し悪しが味に反映されるため、こだわりの素材を使ったものなどは価格の高いものもあります。

②多種多様な楽しみ方

飲み方も色々!
本格焼酎はストレート、ロック、ハイボール(炭酸割)もおいしいのですが、実は湯割りで飲むのが基本の飲み物です。酒蔵の杜氏もお湯割りの仕上がりを連想しながら作っています。

と、いう訳でお湯割りに挑戦してみてください。
おいしくお湯割りを飲むために前準備をしてみましょう!
入れ物にミネラルウォーターと本格焼酎を1:1の割合で入れます。

この時気をつけて欲しいのは、ミネラルウォーターを先に入れてから焼酎を入れることです!
この順番が大切です。空気の入り方で味わいが変わるので、水割りやハイボールでも原理は同じです!

そして、3日間冷蔵庫で保管してみてください。水と焼酎が分子レベルで融合してまろやかな味わいになります。

飲食店でサービスを受けていると、お店がやってくれているので気づかない焼酎を楽しむための作業です。面倒くさがらず是非やってみてください。

あと9回で終了!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?