バーチャルフェスが盛り上がってますね
在宅が長くなっていく中で、過去のライブアーカイブの開放から始まり、最近ではオンラインライブ・オンラインフェスも盛んに行われるようになってきました。
David Guettaは「David Guetta - Fundraising Live from Miami」と題して、募金を募るチャリティーとして無料ストリーミングで配信。
マイアミの高層マンションの屋上にDJセットを組み、オンラインだけでなく近隣の住民を巻き込みながら盛り上がり、最終的には世界で1200万人以上が視聴して募金も70万ドル集まったとのこと。
Mark Ronsonが主催した「Love Lockdown: Video Mixtape」は、日本から星野源が参加したことでも盛り上がりましたが、リアルタイムでの動画エフェクトが多用されていて見ていて飽きないバーチャルライブならではの面白さがあります。
日本でも昨日、アーティストと音楽ファンが「STAY HOME」でつながるオンライン音楽フェス「BlockFes」が大きな盛り上がりを見せました。
このBlockFesはLINE LIVEでストリーミングされていましたが、通常の投げ銭に加えてオリジナルTシャツを買えるようになっていて、ライブの途中でどんどん購入されていくところが可視化され、盛り上がりを感じられたのもよかったです。
僕もライブで見ていたんですが、m-floのパートでは懐かしのナンバーにシビれました。
最高です。。
さらに、こうしたリアルデジタル空間(!?)でのライブだけでなく、ついにメタバース(仮想空間)でのライブもかなり一般化してきたように思われます。
その代表格が、Travis Scottがフォートナイトで行ったこちらのライブでしょう。
Epic Gamesは4月27日、『フォートナイト』のゲーム内で開催された「Astronomical」イベントへ累計2700万人が参加していたことを発表した。「Astronomical」イベントは4月24日から4月26日まで、ラッパーのTravis Scott(トラヴィス・スコット)氏を『フォートナイト』へ招いて行われた音楽ライブ。さらに初日のライブへの同時接続プレイヤー数は1230万人を記録し、『フォートナイト』のこれまでの同時接続プレイヤー数の記録を更新している。
巨大なTravis Scottがメタバースの中を瞬間移動しながら、どんどんエフェクトが派手に盛り上がっていく感じがたまらないですね。
こちらは、Steve Aoki、deadmau5が参加したパーティーロイヤル
こうしたメタバースでは他のイベント参加者も可視化しやすく、その場の盛り上がりを体感しやすいのも特徴です。
デジタル上、メタバース上でのライブは、テクノロジーによるライブ自体の表現の進化に留まらず、課金方法・ビジネススキームの再構成、コミュニティのあり方など、エンターテイメントの可能性を大きく変革する可能性を感じます。
今後も新しい動きに注目していきたいと思います。
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