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少し勇気のいる行動に移すまでにやってみて欲しいこと

ご無沙汰しております。静岡でデザインを学んでいるほりいけです。今回、就職活動でとってもお世話になったReDesigner for Studentさんのお誘いでAdvent Calenderに参加させていただくことになりました。

私からは、企業の人への面談や相談のお願いなど、少し勇気のいる行動に移すまでに役に立ちそうなことを話せたらいいかなと思います。24卒の就活が始まってきた中で、少しでも就活生の肩の荷が下りたらいいなと思いながら記事を書きます。

目次はこんな感じです。

目次🐣
1. 企業の人と話したいけどどう話したらいい?
2. お互いが安心して話せるようなちょっとした工夫
3.最後に

企業の人と話したいけどどう話したらいい?

就活中によく聞くのが、とにかくたくさん話してみるといいよ、ということかなと思います。私も後輩の子に何度も言ってきました。ただ、実際に企業や他大学の先輩に面談を頼んで話すことって、そんな簡単な話ではないのかなとも思います。どう話せばいいかわからないとか、何を話せばいいかわからないとかありそうだなと思いつつ、どう話せばいいかというところで参考になればいいなーという気持ちです。

個人的に、どれだけ自分を飾らずに話せるのかが重要になってくるのかなと思いました。

企業の人と話すときって、気づかない間に綺麗な言葉を使ったり、本当は思っていないけど評価されるようなことを少し背伸びして発言しちゃったりすることとかあるのかなと思います。自分が行きたい企業なら尚更、自分の軸を企業の軸に無意識に合わせてしまう人もいるかもしれないですね。私も当時、就活用の自分を作ってしまった時がありました。就活中の面談で「ほりいけさんのやりたいことってなんなの?」と聞かれた時に、自分を綺麗に見せようとして就活用の答えを引っ張り出したら「それ本当?なんかもっとイケメンな彼氏が欲しいとか、そういうことでもいいんだよ」と言われたことがありました。内心、え!?って思ったんですけど、そういうものかと肩の荷が下りたような感覚になったのを覚えています。もちろんイケメンな彼氏が欲しいですとは言えないけど就活生として話したいっていうより、人として話したいって考えてくれてたのかな…と思います。ガチガチに用意した回答をそのまま答えるより人間味のある答えを聞けた方がその人のことを少しは知ることができますよね。間違っちゃいけないと思い込んでいたことで、自分の言葉ではない言葉を使ったり、綺麗に見せないといけないって思ってたのかもしれないですが、正解はないのでそんな気負う必要はないと本当に強く思います。

あとは相談をしたい時、とにかく率直な気持ちで挑んでいいのかなと思います。ReDesigner for Studentの田口さんに相談したいことがある時はこんな感じで話を切り出していました。「ある程度話しているから」とか、「何回も話しているからここまで砕けたコミュニケーションができるんだ」と思うかもしれませんが、ここで伝えたいのは「こういう感じで話を誘うといいよ」ということではなくて、話をすることで自分を深く知るきっかけになるよというところです。とにかく、話してみることに意味があると思います。

でも、そうは言ってもやっぱり丸腰で話をしにいくことは危険です。素で話すことが大事という割に用意しろってどっちなんだって思われそうですが、話す側も、話を聴く側も、無駄に時間を過ごしたいわけじゃなくて何かを得るため、気づくために時間をつくっていることを忘れないでほしいなと思います。

まとまっていなくてもいいので何を話したいのか、自分が今困っていることはなにかはある程度伝えられると相談に乗る側もお手伝いしやすいと思います。あとできれば、面談や相談の時間でどうなりたいのかゴールも決めておくとより手助けしやすいです。何も決まっていない状態から話を広げようとしても、相談してくれる人の気持ちや考えがわからないとアドバイスがしにくくなってしまうので、そこだけ注意するといいかなと思います。でも、完璧に話そうとしなくていいというのは事実なので、「なんとなくこう思っているけど、もしかしたら違うかも…どうしたいのかわからないんです」とかでも大丈夫です。

それでも不安だな〜と思う人は、とりあえず一回話したいですというメッセージを相手に送ってみてください。本当にダメだったら断りますが、お話ししましょう!と言ってくださる方々の言葉には甘えて、無理やり話す場を作ってみるのも手だと思います。1回でも話すことができれば、ハードルはかなり低くなると思うので!このAdvent Calenderに参加している学生さんたちも、DMをくれれば相談に乗ってくれる方々だと思うので、「企業との面談を控えているんですが、相談してもいいですか」と聞いてくれれば、私含めお手伝いできると思います!緊張するけど、少し勇気をだしてDM送ってみてください…!

お互いが安心して話せるようなちょっとした工夫

話すことについて書いている私も、実はかなり人と話すことが苦手でした。今は聞くことも話すことも両方好きになったけど、やっぱりまだ緊張はするし、苦手だなと思うこともあります。何を話せばいいのかなとか、思ったことを言わない方がいいかなとか。そもそも私は自分に自信がなかったので、発言すること自体が怖くなってしまうことも多くありました。例えば、プロダクトを作ってもその裏側にある自分の考えをうまく伝えられなかったり、わからないことをすぐに聞けなくて後からバタバタしてしまったり…。その様子をみていた人から、「ちゃんと考えてプロダクトを作っているのに伝えないのがもったいない」ってズバっと言ってもらうことがありました。そこから、自信がなくても相手に伝えないことの方がもったいないと思うようになって、できるだけコミュニケーションが変にならないよう意識しながら相手に伝えるようにしました。

例えば、「間違っているかもしれないけど」とか「答えになっているかわからないんですけど」とか、話そうとしていることに自信がなかったら前置きを作るようにしました。自分の気持ちや意見が、相手にとって評価されないことだとしても何が不安なのかを先に伝えるだけでも聞いてくれる人は理解して話を聞いてくれるような気がします。

最後に

ひとりひとり自分の就活のスタイルがあると思うので、必ずしもたくさん話さないといけないということはないと思います。でも、話してみてわかることも多いはずなので、緊張するけど勇気を出して乗り越えていってほしいです。私も書いてあることを完璧にできているわけでもないので、一緒に頑張っていきましょう!🏃
今出会っている企業やデザイナーさん、人事の方々は今後もご縁が続いていくはずなので自分を飾らず、でも用意はしながらお話ししてみてください!苦しくなる時もあると思いますが、応援しています!

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