地域活性化ワークショップへ参加してきました

学年プロジェクトを詰めていかないといけない間にしれっと就職支援財団主催の地域活性化ワークショップへ参加した。テーマは「静岡県の就職支援サイトしずまっちの登録者数を年々倍にする方法」。期間は2月19日、20日、22日、25日の4日という短期間。参加前と参加後で個人的にかなり変わったと思うので、文章にして残したいと思う。

参加前の自分

ワークショップに参加する前の私はこんな感じ。とにかく自分に自信がなく、何ができるのかもわかっていない状態。やるしかないとわかっていても、自分でなんとかできるのか不安で仕方ない…。学年のプロジェクトでもよく聞くようになった「組織デザイン」。「各々自分の役割を決めるのがいい」といろんな人に言われても、自分がどんな役割がいいのかわからないので決められない。先生から「堀さんが進行役なのはいいと思う」と言われても、本当に??としか思えなかった。

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以上のような状況から、私はこのワークショップを通して「自信をつけること」と「自分にできることは何か考え、実践してくること」を目標に参加した。


ワークショップで私ができたこと

当日。少し前に送られてきたグループ分けの詳細を確認しzoomに入った。個人目標を設定しグループごとブレイクアウトルームへ。同じグループだったのはこの人たち。みんな頭がいい。

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ブレイクアウトルームに分けられて10秒ほど。みんなビデオオフでミュート状態。誰が始めるの?と思ったが自分がまずミュートを外し声をかけた。すると、みんなミュートを外しビデオをつける。オンライン上で初めて関わる人達に戸惑いつつも、自分から個人目標を話し、グループの目標も決めるように促す。思っていたよりあっさり自分から動けて、なんだ、動けるんだと思った。ちなみにグループの目標は「グループ内の雰囲気を一番にする」で決定した。

静岡市の方からしずまっちの背景について話を伺った。この時点で感じたことは、しずまっちの対象者が明確に決まっていないのでは?ということ。グループ内では、このことをすぐに伝え、静岡県の人口減少が進み、18歳から22歳の大学進学・就職を機に静岡県から出ていく人が多いということで、今回はしずまっちの対象をUターン就職者に絞った。
次にユーザーを決める。自分がUXデザインを学んでいること、ユーザーを決めるのに、ペルソナを作った方がいいのではないかなど、自分が学んできたことをグループに共有し提案した。私1人で、みんなにうまく伝えられるか不安だったがペルソナを作ることができた。ミロを起動し画面共有してみんなの意見を付箋に残していった。

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2〜3日目は改善案・スライドを作成。なんとなくみんな打ち解けて話をしてくれるようになったため、かなり情報量が増えていった。ペルソナを決めたことで、話の基準がブレることはなかったと思う。ところどころ財団の方から厳しいフィードバックをもらいつつ、みんなで考え、意見を言いあった結果私たちチームは優勝した。
(提案内容は長くなるのでスライドを貼ります、、、)

参加後の自分

今回、自分から積極的に関わりに行き、学んできたことをグループに共有、実践できたことで参加前よりも確実に自信がついた。また、グループ内での自分の役割や立ち回りについて理解できたと思う。今やっている学年プロジェクトは、全員UXデザインについて学んでいるため、話が通じる分自分の立ち位置が見えなくなっていたのではないかと思った。みんなで同じような仕事をしていると言われたこともあり、個人個人の得意なことや役割が埋もれてしまっていたのかもしれない。

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このワークショップでは最初に個人目標を設定し振り返りを行なったがどんな場面でも自分は何を得たいのか、どうなっていたいのかなどを整理しておくことが成長へつながるのだと実感した。また、小さな気づきだが、みんなで話した案(形のないもの)を実際に形として「作れる」ことも大きな強みなのだということも実感できた。今回の経験は私の中で大きく成長できたきっかけになったと同時に、今後もとにかく色々と動いてみようと思う。

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