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春の車椅子和装前撮り 小田原城址公園

春の和装前撮りを小田原城址公園で行いました。

花嫁衣裳


白無垢がご希望で、くすみ×ゴールドを利かせてほしいというご要望

花嫁衣裳襟元に半襟と刺繍  そして 筥迫、懐剣の房や本体にゴールドをあしらいました。白掛下着物の下 裾はグレーに金の箔刺繍があしらわれているものを重ねました。ヘアとブーケ前撮りでも ブーケのイメージを共有し イメージ通りのものをその日に合わせてお作りしてレンタルしていただきます。うっすらとピンクが入るものがご希望。よく似合う爽やかなブーケです。

花婿衣装


黒紋付がご希望でしたが、現場でお待ちいただいている時間に選んでいただくことに。わからないーなどと言いながら楽しんでコーディネートしていたようです。

金屏風で撮影

まずは定番金屏風で撮影。広く本格的なスタジオは 大きな金屏風もゆったり広げられ 和傘や 和小物を準備して 楽しげに和やかに撮影が始まりま す。

お城へスタート 朱塗りの橋学び橋

スタジオから出ると 桜並木を通って朱塗りの赤い学び橋に向かいます。本来なら満開の桜に迎えられるはずでしたが、この年の変則気候のおかげで今回は少し残念。でも最高の青空に迎えられ、気分も晴れ晴れです。

ここでは、橋全体をいれた引きのショットが定番。遠いカメラマンに向かって手を振ったり、外国の観光客の方に おめでとう!と声をかけられたり観光ムードで始まります。

あきらめていたのに なんと満開の桜を一本発見!みんなで「あった~!」と声をそろえるところは まるで新郎新婦もあわせてチームのようです。せっかくなので撮ることに。

常盤木門橋下

次のフォトスポットは常盤木門橋下。石垣と赤い橋の下の高低差が ダイナミック。小田原らしいスケール感のある写真を残せます。赤い和傘でポイントを付けて。


竹林

誰にも好評なのが
 見落としがちな竹林。報徳二宮神社の板垣根と新芽が清々しい竹林を背景に 雑誌の表紙のような写真が撮れます。また 反対側の苔むす岩が気持ちよく 空気が清々しい!気持ちいい時間が流れます。ご自身で作られた数々のフォトアイテムの中から 赤い糸ならぬ赤いワイヤーでつながる二人。

本丸広場

お城へは バリアフリールートがありますが、なかなかの勾配の坂をクリアしなければなりません。スタッフと旦那様とで車椅子をサポート。

ようやく お城を眺める.本丸広場へ到着です。大きな」枝垂れ桜があるのですが、今年はスルー。天守閣の白い壁が青空に映え美しいです。お二人のグッズを使いながら様々なポーズで撮影を楽しみます。
予定外でしたが 遊園地の可愛い蒸気機関車を発見。踏切が可愛く ここでもちょっと撮影を。銅門前や二の丸広場でのんびりと撮影を楽しんだ後、スタジオに戻ります。


サプライズプレゼント

ここで、当社からサプライズをさせていただきました。本来なら 桜フォトを狙って入念に時期を検討して行った前撮り撮影。あいにくの天候で満開の桜の下で撮ることができなかったその残念な想いを 何とかしようと

掛け替えプレゼントを行いました。ここまでの撮影は 白打掛一緒でしたが、ここで白打掛を脱いで 新作のレースでお仕立てした くすみピンクグレーの色打掛をプレゼント。ビジューがキラキラと輝き「すごい!綺麗!」と大変喜んでいただきました。

この その場でできる 素早い着替えも 車椅子専用にお仕立てしている
打掛、着物ならではです。車いすに座ったまま あっという間に打掛チェンジ。

奥へ抜ける廊下と、最後にもう一度金屏風前で撮影し盛りだくさんの前撮り撮影は終了しました。

不安を喜びの悩みに

車椅子での結婚式や前撮りは まだまだハードルが高く そのハードルがワクワクうれしいはずの晴れの舞台の待ち時間を 大きな不安と変えてしまっています。

hopeweddingsではその不安を前向きにワクワク悩める時間に変えていきたい。そうあるべきはずなのです。

以下 ご新婦様からの感想を転載 掲載いたします。 本当にやってよかったと思える瞬間です。

以下 hopeweddings ご感想

◼️結婚式についてあなたはどんな問題を抱えていましたか?

ー車イスで着られるドレス・和装が無く、困っていました。成人式の際には、私の体型、身体の状態では振袖は着られないだろう…と探す前から諦めてしまい、後悔が残っていました。
その事もあり、いつか結婚したら和装で写真を撮りたい、と思っていました。今回、HopeWeddingsさんに叶えて頂き
嬉しかったです。結婚式では、ドレスの試着をしたものの全く身体に合わずに困っていました。

◼️その問題を解決したいと思った時どんな不満やいら立ちを感じましたか。

ー結婚式当日のドレス選びを式場のショップで行いましたが、着ることすらも大変でした。(数分立っていないといけない)
ボリュームの小さいドレスをいくつか提案されましたが、自分の好みとは合わず、
また、裾もとても長く、移動できないだろう…と思っていました。布も多く、座るのも大変でした。
特に他の方法もなく、やはり通常のドレスは難しいと感じました。前撮りも何件か回りましたが、着替えで10分以上立位が必要と言われてしまいました。

◼️HopeWeddingsを終えた今(迎える今) あなたの生活や気持ちに変化や気づきがあったら教えてください

ー結婚式に関する準備は、楽しい嬉しい時間のはずなのに、自分の身体の事で出来ない
こと、選べないことが多く、不安の方が大きい時期もありました。
そんな中でも、Hope Wedding さんの
「車イス用ドレス」のことは数年前から知っていたので、「いざとなったら宮澤さんにお願いしよう」と

こと、選べないことが多く、不安の方が大きい時期もありました。そんな中でも、Hope Weddingさんの
「車イス用ドレス」のことは数年前から知っていたので、「いざとなったら宮澤さんにお願いしよう」と思えていたことが支えになっていました。

今となっては、もっと早くにお願いしておけば…と思っています。笑
衣装について「不安」ではなく、「どれにしようかな」と前向きに悩める時間に変わりました。
本当にありがとうございます。式に向けて、またよろしくお願いいたします。
名前 (ごまたまご)



令和6 年 3 月 23日


ありがとうございました。
お幸せに!



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