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APEX日記7

今日はAPEXで3回チャンピオンになった。
しかも2連チャンプ。ニヤニヤしちゃうぜ。
いつも使ってるキャラはバンガロール。
きっかけはshivというヒゲモジャプレイヤーがバンガロールを使って無双している動画を見たから。

バンガの能力は他のキャラに比べると地味。

敵に撃たれると足が速くなる
スモークを焚ける
爆撃を呼ぶことができる

この3つが主な能力
APEXのなかではあまり強くないほう
例えば、最近追加されたシアというキャラはバンガロールに比べてできることが2倍ある

だけど、キーボはこのシンプルな能力に魅力を感じた。自分のスモークで局面を打開できたりするとうれしい。

最近はバンガロールのことしか考えられない

朝、パンを食べるとき。
「やっぱバンガロールはバターロールが好きなのかな?」

昼飯を食べてるとき。
「クリップは髪留め?これはマガジン?」

夜、風呂に入ってるとき。
「バンガロールは何のシャンプー使ってるのかな、やっぱり女の子だからそういうとこ気を遣ってたりして笑」

寝る前、
「クリップを髪留めにして寝てるのかな。あ、でもこれはマガジンかぁ」

頻繁に夢にも出てくる。

昨日は一緒に戦場を駆ける夢を見た。

残り部隊は3部隊
安置は最終ラウンド
味方の一人はすでにやられていて、キーボとバンガロールだけ。
他の2部隊はフルパ

まさに絶対絶命。
キーボはチャンピオンになることを内心諦めていた
2位になれたらそれで上等
そう思っていた。

すると隣のバンガロールが叫ぶ

「こっちよ!!!」

バンガロールは諦めていなかった。
相棒のG7を携えて、その闘志に燃える目にはチャンピオンの文字しか見えていないようだった。

キーボはバンガロールのその姿を見て、自分のことを恥じた。何が2位になれば上等だ。APEXの世界ではチャンピオン以外は敗者だ。
そして、決心したキーボはバンガロールに応える

「あぁ!カバーは任せてくれ!!」

最終ラウンドの安置が縮小するアナウンスがワールドエッジに響く。

そこからは無我夢中で敵を撃った。

だが、敵の攻撃も激しい。
3部隊が入り乱れ、何が何だか分からなかった。

それでもキーボは撃ち続けた。
バンガロールと共にチャンピオンになるため。

1人2人とダウンしていくなか、キーボの体力も残りわずかだった。

せめて、バンガロールのカバーをしなくては。
しかし、その思いも虚しく、敵の流れ弾を被弾しダウンしてしまった。

もうダメだ。ちくしょう。

諦めかけたその時、空からローリングサンダーが降り注ぐ。

「これでも喰らいなさい」

バンガロールは渾身のウルトを発動させた。

敵部隊は突然の爆撃に我を失い、連携が乱れる。

キーボはノックダウンシールドを貼りながら、縦横無尽に駆け巡るバンガロールの姿を見つめていた。

2発のスモークを発射し、何も見えなくなる。

聞こえるのは、銃声だけ。

キーボはその銃声のなか、たしかに聞きとった。

そう、彼女の愛銃であるG7の銃声だ。

3発のG7の音が響く。

「APEXのチャンピオンが生まれました」

そのアナウンスと共に、スモークが晴れていく。

そこに立っていたのは彼女だった。

その姿はまさに戦場を駆ける女神ミネルヴァ

「私は大砲よ」

そう言うと、彼女はキーボの手を取った。

キーボもそれに応えて一言

「クリッピィーブロォォォォ!!!!」

一生ついていきますバンガロール先輩。
貴方の相棒G7を携えて。

幸運を、死にゆく者に敬礼を

#saveapexranked

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