見出し画像

自分の言葉で

私は、自分の言葉で話す人が好きです。
今日は、お笑いきっかけだけどお笑いじゃない話を書きますこんにちはこんばんは或いはおはようございます。

「自分以外の人に意見を言わせる人」って、居ません?
会社なんて難儀なもんをやってると、よく出くわすんですよ。
承服できないこと、納得できないことにたいして
「こんなこと、夫の耳に入ったらすごく怒ると思う」
という女性とか、
「労基署の耳に入ったら大変なことになるぞ」
というおじさんとか。
私、こういう言い回しめちゃくちゃ嫌いなんです。
大概カチンときて、画像のようなルフィになります。
つまり、
「おっしゃわかった、じゃあその旦那とやらをここに連れてこい!」
とか
「おーそうかそうか、じゃあ私が労基署に問題あるか自分で聞きに行ったらァ」
みたいなことを非常に丁寧な言葉で言い返します。
なんで「私が嫌なんです」と言えないのか。
真正面からがっぷり四つに組んでくれれば話し合いも出来るんですが、旦那が…と言われたらもう話し合いもできないじゃないですか。
話し合いできない上に「察してね?ね?」みたいな責任回避の仕方もとても卑怯で嫌いです。

Twitterでも、その方のTLがリツイートで埋め尽くされていたりすると、ちょっとフォロバするのに躊躇します。
リツイートそのものは全然いいんですが、本人の言葉がなにもないとためらってしまう。
いいね欄が見れなくなって不満が出ていましたが、私はあまり重要視してませんでした。というか、他人のいいね欄を見たことがないです。
個人的にはその人が「何を好むか」より「何を語るか」の方が重要だからだなんだと思います。
言語コミュニケーションを取れる動物の数は非常に少なく、その中でも高度なコミュニケーションは人間しか取れないのだと思っています。
その言語コミュニケーションを放棄して、自分の好きなものを羅列し、「アタシこういうの好きなの、ね?分かるでしょ?アタシこういう人なの」という他人任せで抽象的な交わり方は、私は苦手なのでしょう。

一方で、言葉をすげえ喋るけど通じない人もいて、頭が痛いときがあります。
前に、あああああ~と思うことがあったのですが、
例えば誰かを訪問した時に
「お忙しいところ失礼します。」
って言うじゃないですか。
それを、
「忙しいと思うのになんで来たんですか(真顔)」
みたいに返す人。
謂わば挨拶でしかない言葉に噛みついてハナから壁を作ってきた人が実際いまして。
私は「あっ、この人、そういう人か」と思いそのままフェードアウトしました。
おそらくね、私のことが嫌いだったんでしょう。いいですよ別に。私は割と一部の人に強烈に嫌われるタイプだったりするので慣れてます。
ただ、丁寧にした挨拶にこの返しは無いだろう、と。いい大人が。

なんか愚痴みたいになってきたな。
こんな事を考えるきっかけが、先日ありましてね。
とある配信を聴いていて、ちょっとしたコミュニケーションの齟齬で仲違いしてしまったというお話をされていて。
私は人のエピソードに感情移入しすぎてメンタルやられるタイプなので、その時も感情移入しすぎて勝手にしんどくなっていました。
上記のような、自分に起きた似たようなエピソードもフラバしたりして、その後しばらくコメントできなかった。
その時の話もちょっとした行き違いで起きてしまっていて、話さなければ話さないで問題だし、話したら話したで上手く伝わらない事があるのだなあと暗澹としてしまったんです。
そして、多分私のコミュ障にはこのあたりに原因があるのではないか、と思いました。
伝えたいことがちゃんと伝わらないのは本当にしんどい。誤解されるくらいなら私は貝になりたい。
でも独りで居るのはやっぱり寂しい時があって、傷つくのをわかっていても求めてしまう。SNSを開いてしまうんです。


さあ、このとっ散らかった話をどうまとめよう笑
ただ吐き出したかっただけなのかもしれません。
私のリア友や家族は激辛口すっきりの人が多いので、こういう事を愚痴ると

「SNS見なきゃええがな」


と言われて終わるので言えないのです。
前に人間関係で相談したときも

「縁切れ」

と3文字で一刀両断されたので。
でもまあ、コミュニケーションは積み重ね。ときに失敗したり喜んだり悲しんだりしながら、土台を作っていくものなのかもしれません。
だからこそ、相手には自分の言葉で話してもらいたい。
私は、あなたの言葉が聞きたいし、あなたのことをもっと知りたいのです。
なぜなら、あなたともっと仲良くなりたいと思っているから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?