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か、過度な期待って…?!

少し前、キョーレツな人に出会った。
1日だけのド短期のバイトに行ったんだけど、同じく入ってたバイトの人がビシ!バシ!と言う人で、
「これはこうだからやってください‼︎」「分かるでしょ、あんたがどれだけやってないか。やってください‼︎」「もぉ〜ちゃんと見なきゃだめじゃないのー!」
ってな具合で。


「えっちょっめっちゃストレートに言うじゃないですかー」と言うと、
「あんた、これくらい言わないと分からないでしょ‼︎」と、こんな感じで一日終わったわけだが。
(えっ私褒められて伸びるタイプだと思ってたんだけど、とココロの中で思いながらw)


ものすごいテキパキ動く人で、確かにすごく仕事は早かった。
そしてその人がいう言葉の奥を見た時に、私に言っている言葉は、その人が自分に言っている言葉だろうと。
恐らくものすごく頑張ってきた人なんだろうと推測した。
と、同時に自分にムチ打ってやってることを周りがしない、もしくはできなかったら、フラストレーションたまるだろうな〜とも思った。


結果、大方の仕事をその人が終わらせてくれ、私はめちゃくちゃ楽な一日だったわけなので、
その方のイライラがたまらないように、ヨイショして、褒めまくって、盛り上げたのが私の仕事だったのだが。


『周りは自分の鏡』だとしたら、その人の側面も自分が持ってると言うことか?


でも、わたし人に対してキツく詰めるようなことしないしなー(心の中では思ったとしても)
その人ほど、強くは当たる節がないんだけどなーと漠然と思っていた。

ところが、しばらく経ったある日、そんな感じの自分がいることに気づいてしまったのだ。


それは、人からお薦めされた「5つの傷」という本を読んでいたときのこと。
そこには人の持つ「5つの傷」が紹介されていた。

例えば、見捨てられの傷ーとか依存の傷ーとか、そういうのがあって、人によっては複数あったり、その中でも強さ弱さがあるらしい。

どれもあてはまるっちゃ、あてはまるような…まさか全部?勘弁してくれやー。。と思いつつも、よく自分が振る舞う「裏切りの傷」の部分を読んでみた

ざっくり言うと、「裏切りの傷」を持つ人は、コントロールしたがる人らしい。
思い当たる節はあった。。家族に対して、子供に対して、仕事に対して。
常に見張って、どういう状況になってるか確認しないと落ち着かない。


自分の行動を振り返りながら「裏切りの傷」の箇所を読んでた時、出てきたある文章に腰を抜かしてしまった。


『裏切りに苦しむ人たたは、異性の親が約束を守ってくれなかったことに苦しんでいますが、実は、それは、自分がその親に対して、自分が作った理想の親のイメージを押しつけ、そのイメージに基づいて過度な要求をしていたからである、ということに気づいていません。』


えっマジで⁇‼︎て感じだ。
確かに両親にたいして、「親としてこうしてほしかった」「親としてこうすることは当然だ」という思いがあることには気づいていた。
ただ、自分にとってあまりにもその思いが近すぎて、当然たる事実という感覚だった。

世間の誰もが、そうおもうでしょ⁉︎当たり前でしょ⁉︎と。

例えば少し前に話した「わたしは親から命を守られたかった」
この思いは「親は子供の命を1番に大切な思うのが普通、それが当たり前、それが人間たるもの、それができないなんて考えられない、おかしい!」
と思っていた。

これらのことが、過度な期待だとしたら…⁇
期待っちゃー期待だが、「過度」がつくほどのものだったのだろうか。
と、考え込んでしまった。
子供だったら当たり前に持つ感情だと思っていたから。

確かに自分の思い通りに愛情を示さない両親に対してずっと不満をもっていたのは確かだった。
そして、望み通りの注目や気遣いや言葉を吐き出した時、
いったん満たされたと思っていた感情がまた欠乏し始めた。

じゃあ一体自分はなにに怒っているのか?
何がほしいのか、どうしたら満足するのか、本当に分からなくなってしまった。

しかも、自分の持っていた思いが「過度な期待」だったとしたら、このフラストレーションはどこにぶつけたらいいんじゃー‼︎と。

そうだ、本に癒し方も書いてあったから、もっかい読んでみよう。
そんなこんなで、葛藤はツヅク…

はい。ちょっと、人に対する過度な期待、意識します。チーン


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