見出し画像

人生初のコミケに行って色々考えた話

こんにちはこんばんは。おひさしぶりです。生きてます。
ネタがない、ネタがないと唸っていたらこんなに間が空いてしまいました。いつものことですね。

で、ネタのため…という訳ではないのですが、昨日コミケというやつに行ってきました。人生初!

ビッグサイト自体には何回かお世話になってるんですけどね。PSO2のイベントで。

いわゆるオタク文化に興味を持ってからかれこれおよそ20年以上。「こういう趣味をしているのだから一度は行ってみたい!」とずーーーーっと思いながら、なんやかんやで行く機会が全くなく、5年ぐらい前に東京に引っ越したので今度こそ比較的楽に行けるぞ!と思ったらコロナ禍がやってきて以下略…
という訳で、30代後半にしてやーーーーっと人生初のコミケです。
(一時期TGSには毎年行ってたのにね!でもTGSがコロナ前で確か1日10万人弱、今回のコミケが1日13万人、コロナ前だと1日20万人超って話ですから、やっぱり規模が違います。いやTGSレベルでも十分やばいんですけれども…)

といっても、お目当てのブースやサークルがある訳ではないので、午後からゆっくり行って見て回るだけだったのですが。
それでも色々眺めているだけでも面白かったですし、SNS等で見たことがあるイラストの現物(?)を見かけるとちょっと「おっ!」ってなったりして、歩き疲れはしましたけれど楽しかったです。
(あとたまたま屋外にいた時に通り雨にやられて服が濡れてしまったりもしましたが…こういうのも一つの思い出ということで)

という訳で、ここからはなんというか、ビッグサイトを歩いて回りながらぼーっと考えていたことを長々と文章にしてみたいと思います。
あんまりおもしろくないよ!!(※大事)


当たり前の話ですが、コミケではたくさんの同人誌やグッズが売られています。でも今の時代、遅くとも数日待てばその大半はネット経由で買えるはずですし、同人誌であれば電子版も用意しているものもあるでしょう(もちろん会場限定のものもありますけれど)。コロナ禍を経てその傾向はさらに加速しているはずですし、なんなら今であればVR、メタバースでやっちゃってもいい訳です。(実際にあるんでしょうけどそこまで調べてないので…)
それでも、「現物」を見て、手に取るために、2023年になっても1日13万人が有明に詰めかける。
某SAOみたいにフルダイブで五感を完全再現とかいうレベルになればまた話は変わってくるのかも知れませんが、少なくとも現段階では、大半の人間はまだ「リアル」からは離れられないんですよね。
(そのSAOですらあくまでも「オンラインゲーム」としての仮想世界の物語で、劇中ではリアルの事情や出来事に影響されるシーンがある訳です。というかSAO事件って設定上2022年なんでもう現実が追い抜いちゃってるっていう衝撃!)

一方で、リアルなんかもう要らない、と言わんばかりに1日の大半をオンラインゲームやVR・メタバースで過ごす人も少なからずいますし、コロナ禍を経てリアルなんてリスクの方が多い、と考える人も増えている気がします。こういう人は今後もCGやVRの技術の進歩と共に増えていくでしょう。そう考えると、オタク業界もいずれは今この世界の色んな場所で起きている二極化と分断の波に呑まれていくんじゃないのかなぁ、とちょっと思っています。「オタク」が「オタク」と一括りにできなくなっていく。既に「推し」という概念が一般化するなどその兆候は見え始めている気もしますが。

そしてその時、私はどっち側に立っているんだろうなぁ。
できるのであれば、両方を見ることができる人間になっていたいです。最も、「それ」が起きる時まで私が生きているかちょっと怪しい気もしますが。

以下割とどうでもいい、オタクコンテンツに関する私についてのQ&A。

Q:そういえばこの筆者、このnoteや旧Twitterでアニメの話をしている記憶がほとんどないんですけど、アニメってどれぐらい観てるんですか?

A:クールにもよりますけれど、今は週に10~15本ぐらいは観てます!
ある程度話題になっている作品はだいたい抑えている…はずです。
ただこの業界、前評判と作品の出来が一致しないケースが結構あるので、そこがなかなか難しいと感じています(前評判が低くても出来が良くて話題になるケースも多いですし)。
ちなみにネット配信系のサービスは使っておらず、基本的にTVからの録画が中心です。TVが中心の時代に育ってきたのでどうしてもTVを軸にして考えてしまいますね…もちろん急な編成の変更やらには弱いので録画失敗もたまにあります。

Q:そういえばこの筆者、Vtuberって(略)

A:実はほとんど観たことがありません!
いわゆるVtuberのメインコンテンツって(人にもよるとは思いますが)ゲーム実況だと思うんですけれども、正直そもそもゲーム実況自体があまり好きではないというか…うーん。
割と「他人のゲームプレイを観ててもあまり面白いとは思えない」派ではあります。
ただ細かいことを考えて突き詰めていくと、結局ただの食わず嫌いという結論になりそうです。
ただ現状Vtuber自体はちょっと飽和気味な気はしますが、技術的にはまだまだ発展途上な部分があると思うので、まだ伸びる可能性のある業界だとは思っています。前述したいわゆるVRやメタバースとの相性もいいですし。

Q:最近大作ゲームはもちろんソシャゲも海外勢に押され気味な印象がありますけれど、どう思いますか?

A:大作ゲームについては人口の差による資本力の差があるのでどうしようもない部分がありますけれど、ソシャゲについては度々話題になってますよね。
あくまでも個人的な意見ですけれども、結局のところ、「自分の良さは自分ではなかなか分からず、客観的に見た方が気づきやすい」というところに尽きるんじゃないのかなぁ、と思っています。
日本という「内部」にいるからこそ、日本的なオタクコンテンツの良さや強みが分からなくなってしまい迷走していたタイミングで、逆に海外から日本を見ていたからこそ、日本のオタクコンテンツの良さ、エッセンスをいい感じに落とし込んだソシャゲが出てきた。その結果なんじゃないのかなぁ、と思います。
もちろん、他にも色々な要因はあるとは思いますけどね。
あと、ソシャゲでこういう成功例が出てきたので、まだ今のところ日本ではあまり上手くいっていない漫画・アニメなどの分野でも似たようなやり方で海外資本のヒット作が出てくる可能性もありますよね。
個人的には面白ければ基本的にはどこ資本でもいいんじゃない、派です。


…という感じで、コミケにかこつけて最近のオタクコンテンツについて無駄に長々と考察したみただけの記事です。
また何か思いついたらこんなつまらない文章を書きます!それまでお楽しみに!(?)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?