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スパロボ30なう

はい!やってます!
ちなみに私は布団でごろごろしながらやりたい派なのでSwitch版です!今回からSteam版も同時発売されているので選択肢が増えてありがたいですね。

30周年記念作品であり、タイトルもそのままズバリ30、作中でも「30」を意識した独自の用語が度々登場するなどとにかく「30」尽くしな今作。
過去シリーズに登場したキャラクター・機体も特典・DLCで多数登場します(※予備知識はたぶん不要です)…というか、主人公機が『ヒュッケバイン30』っていうのがこのシリーズとこの機体を巡る過去の一連の経緯を考えると…なんというか…ごにょごにょ。

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ご丁寧に目の部分を覆ってあるとかこんなんもう笑うしかないやん。
(あと地味にBGMも過去作のアレンジが結構入ってる気がします。私も全部知ってる訳ではないですが…)

まずは参戦作品ですが、「新規・復活関わらず、要望が多かった作品を順番に登場させていった」印象ですね。最近のスパロボは大人の事情もあって『参戦作品に世界観を(無理矢理)合わせていく』ゲームになっているので、『この世界観にこの作品は合わない』的な発想はなくなってるようですし。
ガンダムからは長らく出番がなかったVガンダムが久々に参戦して世界観の柱になっていますし、往年の名作だとエルガイムもしばらく参戦していなかった復活組。このあたりは不参戦が長らく続いていた分だけ参戦要望が大きくなっていたんだと思います。

新規参戦だとやはり10年代を代表する3作の登場が象徴的ですね。スマホ版には参戦済で以前よりCS版参戦待望論があったマジェプリ、ジャンルとしては変身ヒーローに近いとはいえ人気のあるグリッドマン、ついに「なろう」系小説から初参戦というある意味時代を象徴する存在であるナイツ&マジック。
あとDLCでの参戦でストーリーには絡まない作品もいくつか…ここまで書き出すととてつもなく長くなるので割愛しますが。
(サクラ大戦・鉄血のオルフェンズ辺りはスマホ版には参戦済なのであとはシンプルに時間とタイミングの問題だったんでしょうけども)

さて、肝心のゲーム内容ですが、多少の変化はありますが基本的にはいつものスパロボです。というよりもうここは何がどうなっても変えられないんだろうなぁ、色んな意味で…
ただその制約の中でも色々と工夫しようとしていて、例えばUIが刷新されていたりします。
(逆に今までのUIに慣れてる人は最初混乱するかもしれないです)

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そして一番大きいのは、ストーリー進行がある程度自由に選べるようになったこと。
もちろん重要なエピソードなど強制的に進む話もありますが、通常は複数のエピソードから自分で進めたいエピソードを自由に選んで進行できるようになっています。
脇道になるエピソードは急いでたり面倒な時、敢えて難易度を上げたい時などは飛ばす、なんてこともできます。

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ただこれがメリット・デメリット双方あって、「自分で攻略する」感が出て自由度が上がったのはいいことなんですけど、キャラクター・ロボットの自軍加入時期が一定ではないのでシナリオが全体的に無難なものになってしまっていたり、全てのエピソードを潰していくと必然的に難易度がかなり下がってしまっていたり…
そして地味に大きいと思うのが『エピソード選択のUIが洗練されていないので操作が面倒』なこと。単純にストーリーを進めるだけであればそこまで大きな問題にはならないのですが、所謂隠しボーナス的なものを取るために毎回全マップを確認しなければいけないのがかなり作業ゲーに…
(ただ先述したように今回はやり方次第で難易度が大幅に下がるので、不要といえば不要ではあります)

あとこの難易度問題も地味に重い感じがしています。
今回はシナリオが自由選択制であるという点も大きいのですが、何よりも特典やDLCでの参戦がかなり多いので、それらを全てちゃんと取っていくと味方側の戦力が明らかに過剰になってしまい、難易度がかなり下がってしまうんです。
一応名前からして標準とされる「スタンダード」でプレイしているのですが、威勢よく挑発したにも関わらずやべーやつら主人公たちがゾロゾロ並んでる味方サイドにあっさりボコられる敵さん…という展開が続き、これ本当に難易度合ってる…?と思ってしまいました。
(恐らく今後のシリーズでもDLC等で参戦作品を増やしていく方針は変わらないでしょうから、今後しばらくは課題として残っていく気がします)

とはいえ高難易度モードも予め用意されていていつでも変更可能ですし、初見殺しのステージもあります。またストーリー面についてもスパロボならではのクロスオーバーは(過去作ほど大胆ではありませんが)しっかり用意されているので、この辺りは捉え方次第だとは思います。
あの作品とあの作品がクロスしているのは想定内だったけど、あれがそう来るとは予想外だった…!(ネタバレ自粛のため文章が意味不明)

あと地味に評価したいのは『主人公機のBGMに(たぶん)初めてちゃんとしたボーカルが付いた』こと。版権曲がBGM化するのは仕方がないけど、ここは自前で何とかなるやろとずっと思ってたらやっと何とかしました。
(最近のスパロボにはお値段上乗せした版権原曲収録バージョンもあるので、そこに合わせるという意味でも必要だったと思います)

とりあえずこんなところでしょうか。また何かあれば書きたいと思います!


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