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はじめての法華経

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私が法華経を少しずつ読んでいく過程を報告するコーナーです。コンセプト設定についてはこちらをご覧ください→https://note.com/honyo/n/nbc4bcd2dbb3… もっと読む
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2024年3月の記事一覧

観世音菩薩普門品第二十五⑤【はじめての法華経】vol.12

【はじめての法華経】は、私が法華経を少しずつ読んでいく過程を報告するコーナーです。 今回は『妙法蓮華経』「観世音菩薩普門品第二十五」⑤です。(①~④はこちら) 前回読んだ部分では、捕らわれの身となって手かせ足かせをはめられてしまった時も、観世音菩薩の名をとなえれば手かせ足かせが壊れて逃げ出すことができ、また、たくさんの財宝を持った商人の一団が、おびただしい数の盗賊がはびこる場所を通らなければならないときも、観世音菩薩の名をとなえれば、難なく通過することができる、と説かれま

観世音菩薩普門品第二十五④【はじめての法華経】vol.11

【はじめての法華経】は、私が法華経を少しずつ読んでいく過程を報告するコーナーです。 今回は『妙法蓮華経』「観世音菩薩普門品第二十五」④です。(①~③はこちら) 前回読んだ部分では、刀や杖で危害を加えられそうになっても観世音菩薩の名をとなえればその刀や杖がバキバキッと折れ、また全宇宙から悪鬼が集まってきても、観世音菩薩の名をとなえた人は悪鬼から見られることすらない、と説かれました。 今回読む部分では、どのようなシチュエーションで、観世音菩薩の名前をとなえた人が救われるので

観世音菩薩普門品第二十五③【はじめての法華経】vol.10

【はじめての法華経】は、私が法華経を少しずつ読んでいく過程を報告するコーナーです。 今回は『妙法蓮華経』「観世音菩薩普門品第二十五」③です。(①~②はこちら) 前回読んだ部分では、観世音菩薩の名前を一心にとなえる者は、炎のなかに入っても焼かれず、水に流されても浅瀬にたどり着き、船が難破して羅刹(恐ろしい鬼)の国に流れ着いても難を逃れることができる、と説かれました。 今回読む部分では、どのようなシチュエーションで、観世音菩薩の名前をとなえた人が救われるのでしょうか… そ

観世音菩薩普門品第二十五②【はじめての法華経】vol.9

【はじめての法華経】は、私が法華経ほけきょうを少しずつ読んでいく過程を報告するコーナーです。 前回から、『妙法蓮華経』「観世音菩薩普門品第二十五」を読み始めました。今回はその続きです。(前回の記事はこちら) 前回読んだ部分では、観世音菩薩が「観世音」と名づけられた理由について、「観世音菩薩の名前を一心にとなえれば、いつどこにいても観世音菩薩がそれを聞き、その人が救われるからである」と説かれました。 今回読む部分では、さまざまなシチュエーションで、観世音菩薩の名前をとなえ