初めて中間生記憶を話した日

私は息子を妊娠するずっと前から、胎内記憶や中間生記憶を語る子どもたちがいることは知っていた。妊娠中に胎内記憶を研究している池川明先生の公演を聴きに行く機会もあった。いつか我が子からもそういう話が聞けるといいなと思っていた。

胎内記憶を信じているか、信じていないか、と言えば信じていたし、すごく興味があった。だけど、どこかで疑ってるとこもあり、その日まで私の話を聞いて息子が胎内記憶を語ることのないように息子の前で話さないように意識していたように思う。

言葉がとても早かった息子。一歳半にはすでに二語文を話していた。その息子が二歳頃、その日は突然やってきた。しかもまさかの中間生の記憶!!

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突然、口にキスをしてくる息子。虫歯予防のためにほっぺにしかキスをしていなかったので、口にするなんて知らないはず…。

母:どうしたの?それ誰がしたの?
息子:ぼく見てたんだよ。
母:何を?
息子:お母さんとお父さん。
母:(普段親のことをお母さん、お父さんと呼ぶことはなかったので不思議だなと思いながら)どこで?
息子:お空から。
母:空?
息子:そう。それでシューって、かあか(母)のところに来て、「もう少しで行くから、待っててー」って言ったの、わかった?

私自身はもちろん、一緒に聞いていた夫も、鳥肌が立つくらいびっくり。

実はこの「もう少しで行くから、待っててー」という言葉に心辺りがあった私は、驚きよりも感動でした。だってこの言葉に出逢ったのは、夫に出会うずっと前の話。息子はその時から私を母に決めていてくれたんだなとわかりました。この部分はさらに怪しい話になるのでまたの機会に(笑)。

*記録ノートを元に書いているので、話した内容は正確ですが、方言部分は一部変更しています。

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