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アロマテラピー講座④&スティック練香作り

今月のハーブ&アロマサークルも、宝塚市での実施でした。
いつもお世話になっているヨガ教室をお借りして、楽しいお喋りアロマタイムです。

クラフトは、スティック練香作りを。
お友達はサンダルウッドとネロリ、スイートオレンジを選んでいました。
仕事や家事の気分転換にぴったりな温かい香りでした。

講座は、『知っておきたい精油のプロフィール』についてお伝えさせて頂きました。
内容のほんの一部になりますが、こちらでも載せさせて頂きます。
ご興味があれば是非。

精油の作用について

精油は植物の花や葉、果実、根、種子、樹脂、心材などから抽出した100%天然の揮発性物質です。
精油の抽出部位は植物ごとで異なり、それぞれ植物特有の香りや機能(作用)を持ちます。
講座では29種類の精油の作用を、日本アロマ環境協会アロマテラピー検定公式テキストを参考にして「研究データがあるもの(◎)」と「長い経験、実績があるもの」に分けてお伝えしました。

精油の作用例

〇ペパーミント精油
頭痛の緩和(◎)、体感温度を下げる(◎)、抗菌作用に期待できる。
○ラベンダー精油
質の良い睡眠とすっきりとした目覚めに(◎)、気分の落ち込みの軽減(◎)、細胞の活性化や抗炎症作用に期待できる。
〇ローズマリー精油
精神疲労の回復(◎)、作業効率を高める(◎)、肌を清潔に保つ作用がある(スキントニックや頭皮ケアに)
〇ユーカリ精油
蒸気吸入による鼻づまりの軽減(◎)、筋肉痛や神経痛に。
〇ゼラニウム精油
女性特有の悩み(◎)や皮膚のコンディショニングに。
〇レモングラス
運動前のセルフトリートメントで関節の動きや集中力を高める(◎)
〇サンダルウッド精油
咳や気管支炎、胃炎によいとされ、また、鎮静作用があるといわれている

参考になれば幸いです。

ここ数日でめっきり寒くなりましたね。
何かとせわしない年末は、空気も乾燥して風邪もひきやすくなりがち。
睡眠時間やバランスのよい食事をしっかりとって、体調を万全にしておきたいところです。その上で、アロマテラピーを取り入れると、心の健康にもつながって、より安心です。

芳香浴法吸入法に、ユーカリ・ラディアータ精油を加えると呼吸器系の感染症対策になります。(ユーカリ・グロブルスも呼吸器系のトラブルに役立ちますが、ラディアータより刺激が強いため、お子様、妊産婦の方、お年寄り、高血圧やてんかんの持病がある方は注意が必要です)

・芳香浴法
 コットンなどに精油を1~2滴垂らしたり、ディフューザーで精油を拡散し、香りを楽しみます。
 ※長期間行う場合は部屋の換気を行って下さい。

・吸入法
 お湯に精油を1~3滴落とし、立ち上がる香りの湯気を目を閉じながら吸い込みます。
 ※長時間の吸入は避けてください。
 ※誤飲しないように注意して下さい。

ユーカリ・ラディアータに、ラベンダーやフランキンセンスをブレンドさせるとゆったり心を落ち着つかせてくれるかと思います。

今年の投稿は今回が最後になります。
ゆっくりペースの記事を見にきて下さり、本当にありがとうございました。
いいねをしてくださった方やフォローをさせて頂いている方の記事からは、たくさんの学びと元気を頂きました。
来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください♪