「並びに及び」のお勧め文例20選とNG文章例


本日は「並びに及び」について解説します。ビジネス文書や公式な場面でよく使われるこの表現、実際にどのように使うのか、また類語や言い換えについても詳しく見ていきましょう。さらに、ビジネスシーンでの具体的な使い方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。それではご覧ください。

「並びに及び」とは?


私が初めて「並びに及び」という表現に出会ったのは、新入社員の頃でした。上司からのメールに「部長並びに課長が出席します」と書かれていて、正直なところ、最初は少し戸惑いました。しかし、ビジネス文書ではこのような表現がよく使われることを知り、すぐに慣れましたね。

ビジネス文書での体験談


ビジネス文書では、正確で明確な表現が求められます。特に、複数の人物や項目を列挙する際には、「並びに」や「及び」を使うことで、誰が関与しているのかを明確に伝えることができます。以下は、私が実際に経験した場面です。

  • 会議の案内: 「部長並びに課長が出席します」と書くことで、出席者を明確に伝えることができました。

  • - 報告書の作成: 「営業部並びにマーケティング部が協力しました」と記載し、関与した部門を明示しました。

  • - メールの送信: 「プロジェクトマネージャー及びチームリーダーにご確認ください」と書くことで、確認が必要な人物を特定しました。

このように、「並びに」や「及び」を使うことで、情報を正確に伝えることができるのです。

言葉の意味と使い方


「並びに」も「及び」も、どちらも「そして」や「および」といった意味を持ちます。これらの言葉は、ビジネス文書や公式な場面で使われることが多いです。例えば、「会議には、部長並びに課長が出席します」というように使います。

  • 並びに: 複数の項目を列挙する際に使われる。例: 「部長並びに課長」

  • - 及び: 公式な文書で使われることが多い。例: 「部長及び課長」

これらの表現を使うことで、文章がより正式で明確になります。ビジネスシーンでは、適切な表現を選ぶことが重要です。文脈に応じて「並びに」や「及び」を使い分けることで、情報を正確に伝えることができます。

類語や言い換え


類語の具体例


「並びに」や「及び」の類語や言い換えとしては、「そして」「および」「ならびに」などがあります。これらの言葉は、複数の項目を列挙する際に使われます。以下に具体的な例を挙げてみましょう。

  • そして: 一般的な会話やカジュアルな文書で使われることが多いです。例: 「部長そして課長が出席します」

  • - および: 公式な文書やビジネス文書でよく使われます。例: 「部長および課長が出席します」

  • - ならびに: 「並びに」と同じ意味を持ち、ややフォーマルな表現です。例: 「部長ならびに課長が出席します」

これらの言葉を使うことで、文章のトーンやフォーマリティを調整することができます。例えば、カジュアルなメールでは「そして」を使い、公式な報告書では「および」を使うといった具合です。

言い換えのポイント


言い換えを行う際には、文脈や受け手の状況を考慮することが重要です。以下に、言い換えのポイントをいくつか挙げてみます。

  • 文脈に応じた選択: 公式な場面では「および」や「ならびに」を使い、カジュアルな場面では「そして」を使うと良いでしょう。

  • - 受け手の理解を考慮: 受け手がどの程度フォーマルな表現を理解できるかを考え、適切な言葉を選びます。

  • - 一貫性の保持: 同じ文書内で複数の言い換えを使う場合、一貫性を持たせることが大切です。例えば、全体を通して「および」を使うなど。

これらのポイントを押さえることで、文章がより明確で理解しやすくなります。ビジネスシーンでは、正確な情報伝達が求められるため、適切な言葉を選ぶことが重要です。

ビジネスでの使い方


ビジネスシーンでは、正確で明確な表現が求められます。「並びに」や「及び」を使うことで、複数の項目を一度に伝えることができます。例えば、会議の案内や報告書などで、「部長並びに課長が出席します」と書くことで、誰が出席するのかを明確に伝えることができます。また、公式な文書では「及び」を使うことが多いですが、カジュアルな場面では「そして」や「および」を使うこともあります。文脈に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。

公式文書での使用例


公式な文書では、特に「及び」がよく使われます。これは、文章をよりフォーマルに見せる効果があるためです。例えば、契約書や報告書などの重要な文書では、「及び」を使うことで、内容がしっかりと伝わります。

**例文:**
「本契約は、甲及び乙の合意に基づき締結されるものとする。」

このように、「及び」を使うことで、双方の合意が明確に示されます。また、公式な会議の案内や議事録でも「及び」を使うことが多いです。

**例文:**
「次回の会議には、部長及び課長が出席予定です。」

このように書くことで、出席者が明確に伝わりますね。

カジュアルな場面での使用例


一方、カジュアルな場面では「並びに」や「そして」を使うことが多いです。これらの表現は、少し柔らかい印象を与えるため、日常的なコミュニケーションに適しています。

**例文:**
「今日は、部長並びに課長が一緒にランチに行きます。」

このように、「並びに」を使うことで、少し親しみやすい印象を与えます。また、メールやチャットなどのカジュアルなコミュニケーションでは、「そして」を使うこともあります。

**例文:**
「会議の後、部長そして課長と打ち合わせを行います。」

このように書くことで、カジュアルな雰囲気を保ちながらも、情報を正確に伝えることができます。

ビジネスシーンでは、状況に応じて「並びに」や「及び」を使い分けることが重要です。公式な文書では「及び」を、カジュアルな場面では「並びに」や「そして」を使うことで、適切なコミュニケーションが図れます。

##NG文章例10選
それでは次に、この文章を使用するにあたっての注意点をご紹介しましょう。文法的には間違っていなくても、相手に誤解を与えるケースもあるため注意が必要です。

・「部長並びに課長が出席します及び」  
  NGの理由: 「並びに」と「及び」を同時に使うのは過剰な表現です。

・「部長及び課長並びに出席します」  
  NGの理由: 語順が不自然で、意味が伝わりにくいです。

・「部長並びに課長が出席します、及び」  
  NGの理由: 文末に「及び」を使うのは文法的に間違いです。

・「部長及び課長並びに田中さんが出席します」  
  NGの理由: 「及び」と「並びに」を同時に使うのは冗長です。

・「部長並びに課長が出席します、そして」  
  NGの理由: 「並びに」と「そして」を同時に使うのは過剰な表現です。

・「部長及び課長が出席します、ならびに」  
  NGの理由: 「及び」と「ならびに」を同時に使うのは冗長です。

・「部長並びに課長が出席します、また」  
  NGの理由: 「並びに」と「また」を同時に使うのは過剰な表現です。

・「部長及び課長が出席します、さらに」  
  NGの理由: 「及び」と「さらに」を同時に使うのは過剰な表現です。

・「部長並びに課長が出席します、及び田中さんも」  
  NGの理由: 「並びに」と「及び」を同時に使うのは冗長です。

・「部長及び課長が出席します、並びに田中さんも」  
  NGの理由: 「及び」と「並びに」を同時に使うのは冗長です。

##おすすめの文章例20選
それでは次に、この文章のおすすめ文例です。あらゆるビジネスシーンで使えるようまとめました。

・会議には、部長並びに課長が出席します。
・新プロジェクトには、営業部並びにマーケティング部が関与します。
・報告書には、売上データ並びに顧客満足度調査の結果を含めてください。
・来週のミーティングには、田中部長並びに佐藤課長が参加予定です。
・新製品の発表会には、開発チーム並びにデザインチームが出席します。
・このプロジェクトには、営業部及び技術部が協力します。
・次回の会議には、部長及び課長が出席します。
・報告書には、売上データ及び顧客満足度調査の結果を含めてください。
・新製品の発表会には、開発チーム及びデザインチームが出席します。
・このプロジェクトには、営業部及び技術部が協力します。
・来週のミーティングには、田中部長及び佐藤課長が参加予定です。
・新プロジェクトには、営業部及びマーケティング部が関与します。
・会議には、部長及び課長が出席します。
・次回の会議には、部長並びに課長が出席します。
・報告書には、売上データ並びに顧客満足度調査の結果を含めてください。
・新製品の発表会には、開発チーム並びにデザインチームが出席します。
・このプロジェクトには、営業部並びに技術部が協力します。
・来週のミーティングには、田中部長並びに佐藤課長が参加予定です。
・新プロジェクトには、営業部並びにマーケティング部が関与します。
・会議には、部長並びに課長が出席します。

##手紙の文章例
この言葉を使用した手紙の文章例を一つご紹介します。
上司宛に部下が送るシチュエーションで作成しています。

ビジネスにおける手紙の文章例


拝啓</p>
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。</p>
さて、来る10月15日に開催されますプロジェクト会議に関しまして、以下の通りご案内申し上げます。</p>

会議には、部長並びに課長が出席いたします。</p>
また、議題としては、新製品の開発進捗状況及び市場調査の結果について報告いたします。</p>

何卒、ご出席のほどよろしくお願い申し上げます。</p>

敬具</p>

##メールの文章例
この言葉を使用したメールの文章例を一つご紹介しましょう。
取引先への送付を例に作成しています。

メール文例


markdown
件名: 次回会議のご案内

株式会社〇〇
営業部 部長 〇〇様

お世話になっております。株式会社△△の□□です。

次回の会議についてご案内申し上げます。

日時: 2023年10月15日 14:00〜16:00
場所: 弊社本社ビル 3階会議室

会議には、弊社の代表取締役社長並びに営業部長が出席いたします。また、貴社からは営業部 部長〇〇様及び課長〇〇様のご出席をお願い申し上げます。

ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

ご不明点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

敬具

株式会社△△
営業部 □□
電話: 03-1234-5678
メール: example@example.com
```

このように、「並びに」や「及び」を使うことで、出席者を明確に伝えることができます。ビジネスメールでは、正確で明確な表現が求められますので、適切に使い分けることが大切です。

追伸


ご覧頂きいかがでしたでしょうか。本日は「並びに及び」について、おすすめ文章例やNG例をご紹介しました。メール、手紙の文章例もありますので、あわせて参考にして頂けましたら幸いです。

この文章を覚えておくことで、メリットも多いです。
・ビジネス文書での表現力が向上する
・公式な場面での適切な言葉遣いが身につく
・複数の項目を明確に伝えることができる

是非ともご活用くださいね。それではまた。

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