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【ペナルティ回避】ヤフーショッピングにチェックされる配送基準値6項目

ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。


ECベテランのますくんです。


今回はヤフーショッピングでペナルティを回避するために、あなたのヤフーショッピングの店舗の「配送業務」を再度見直していただきたく、この記事を書いております。


ヤフーショッピングからペナルティを受けたら、検索順位が「最下位」になってしまったり、最悪の場合は「休店措置・退店措置」になる可能性も0ではないので、ますくんnote読者様はしっかり配送の基準値が下回ってないかチェックしておいて下さい。







配送基準値ってなに?


ヤフーショッピングの配送基準値は、いわゆるヤフーショッピングが定めた「出店者の配送に対する評価」です。


出店者がどれだけ正常に商品を配送しているか、ユーザビリティーを重視した配送をしているか、遅延は、送料は、など出店者の配送業務に対してヤフーショッピングが評価、採点するようなものです。


出店者はこの基準値により、優良店舗になれたり、ペナルティの対象になったりします。






ですから、しっかりこのヤフーショッピングの配送基準値を把握しておき、出来るだけ優良店舗になれるように、最低でもペナルティは受けないように出店者は注意しながら店舗運営をしていく必要があるのです。



基準値1:出荷の速さ


最初の配送基準値は、「出荷の速さ」です。



出荷の速さの基準値は以下です。


(優):2,0日以下
(劣):5日以上


(優)が優良店舗になれる合格ラインで、(劣)がペナルティの危険性のある不合格ラインです。(以下同)


この出荷の速さに関しては、店舗の配送オペレーションの関係上、2,0日以内に配送するのが不可能な場合もあるでしょう。


最低でも5日以上は経過しないように準備しましょう。



基準値2:出荷遅延率


次の配送基準値は、「出荷遅延率」です。



出荷遅延率はいわゆる、注文の中で出荷が遅れた(元々の日程より)注文件数が何%あるかの数値です。


出荷遅延率の基準値は以下です。


(優):2.0%以下
(劣):20%以上


出荷が当初のスケジュールより遅れた件数ですから、20%以上になる事は正常に店舗運営していれば稀なケースでしょう。


大型連休など、しっかり設定をチェックしておきましょう。



基準値3:送料無料率


続いての配送基準値は、「送料無料率」です。



送料無料率、これは注文の中にどれだけ送料無料の注文があるかのパーセンテージです。


基準値は以下です。


(優):80%以上
(劣):30%以上


ヤフーショッピングでは送料無料の注文があった方が優れている店舗の扱いになっています。


送料をお客様からいただく注文は、「お得ではない注文」の扱いなのですね。


できる限り、送料無料になるようにしましょう。


ちなみに「条件付き送料無料」でもOKなので、結果的に注文自体に送料がかからなければ大丈夫です。



基準値4:お届け日指定可能率


次は「お届け日指定可能率」です。



「お届け日指定可能率」はお届け日の指定ができる注文がどれだけあるかのパーセンテージです。


基準値は以下です。


(優):80%以上
(劣):30%以下


そもそもお届け日指定機能がなければ話になりませんが、ここもヤフーショッピングは出来るだけユーザーが便利に買い物ができるかを重要視しています。


お届け日の指定ができた方がユーザビリティーに優れているからです。



基準値5:お届け日指定の最短日数


続いてのヤフーショッピングの配送基準値は、「お届け日指定の最短日数」になります。



お届け日指定の最短日数、これはつまり「お届け日の指定」をする上で、どれだけ直近の日にちの指定ができるかの日数です。


基準値は以下です。


(優):2.5日以下
(劣):5日以上


この配送基準値も無理な店舗は無理です。


そりゃあ早い日にちを指定できた方が便利なのでしょうけど、現実的に不可能な店舗もあるでしょう。


(劣)には最低でもならないように頑張りましょう。



基準値6:優良配送注文シェア率


最後は少しイレギュラーな配送基準値ですが、「優良配送注文シェア率」です。



優良配送注文シェア率は、注文の中にどれだけ優良配送の注文があるかのパーセンテージです。


基準値は以下です。


(優):50%以上


この優良配送注文シェア率に関しては、そもそも優良配送マークが付与されている場合のみの話です。


優良配送になっていて、尚且つ注文全体の50%以上が優良配送の注文だった場合にヤフーショッピングから高評価を受けられます。



配送基準値の考え方はこれ


以上、合計6個のヤフーショッピングの配送基準値をご紹介させていただきましたが、これの考え方は、「最低でもペナルティにはならない事」です。


ヤフーショッピングが求めている優良点の配送はユーザーの利便性やお得感を追及した基準値ですが、現場の店舗はそう簡単に全てをクリアできる店舗ばかりではありません。


2日以内に出荷…。


これを全ての注文でクリアできる店舗ばかりではないでしょう。


達成できそうなら頑張るべきですが、現実的に不可能ならば、「せめてペナルティは回避する」のを意識して、基準値のデータだけは抑えておきましょう!



ECベテランますくん





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