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ヤフーショッピングで画像だらけの店舗はこれから売れなくなります

ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。


ECベテランのますくんです。


今回はヤフーショッピングで画像だらけの店舗は今後、売れなくなる理由についてお話させていただきます。


ヤフーショッピングの最新の情報なども含まれていますから、今後ヤフーショッピングで安定して売上を立てていきたい出店者さんは是非ご覧下さい。






画像だらけの店舗


ヤフーショッピングの画像だらけの店舗、これはつまり店舗のトップページやその他の箇所に画像がたくさん並べられているタイプの店舗です。


いわゆるバナー画像が数多く配置されていて、派手に見えるヤフーショッピングの店舗です。


大手メーカーの店舗や、商品数がやたら多いメガショップなどに多く見られるタイプの店舗ですね。


画像を多くする理由やメリット


画像だらけの店舗はページにあえて画像の枚数を増やしています。


画像が多い方がメリットがあるからです。


画像が多ければ…


●店舗の見栄えが良い(個人差あり)
●色々な商品やカテゴリーが紹介できる
●ついで買い(複数店買い)が狙える


こんな所でしょうか。


確かに文字ばかりの店舗ページよりは画像が多いページの方が、かっこよくて見栄えが良く見える場合もありますよね。


そして画像が多くあれば、その分他のページへの導線も増えるわけですから、自分の店舗の他の商品やカテゴリーも画像を介して紹介できます。


そして、それらの他の商品を認識したユーザーが、それらの商品も合わせて購入するケースも増えるでしょう。


画像だらけの店舗はメリットばかりのようにも感じますよね。




画像だらけの店舗が今後売れなくなる理由


それではなぜ大手店舗もやっている、メリットばかりのようにも思える画像だらけの店舗が今後ヤフーショッピングで売れなくなっていくのでしょうか?


それは、Googleが求めている検索のアルゴリズムが変わっていくからです。


簡単な表現で言えば、「検索順位の決まり方が変わる」のです。


検索順位の決定基準に変化があれば、もちろん今までは上位表示していたサイトが下位に転落するケースだって出てきます。


検索順位が下がればアクセスも落ちる、そして売上も下がっていく事が予想されるわけです。



アルゴリズムの変化内容


Googleが求めるアルゴリズムの変化は、「エンジン→体験」に変わります。


ここで言う「エンジン」は「検索エンジン」です。


SEO対策、このSEOは「Search Engine Optimization」で、日本語では「検索エンジン最適化」です。


この「Search Engine Optimization」、SEOの「E」の部分が変わり、「Experience」になり、これをGoogleが追及するようになってきています。


「Search Experience Optimization」になり、同じ「SEO」ですが、「SXO」のように表現されています。


これがアルゴリズムの変化であり、Googleが求めている要素です。


SXOって何?


先ほども言いましたが、SEO→SXOになり、エンジン→体験に変わりつつあります。


SEOの「検索エンジン最適化」は「エンジン」に対してウェブサイトを最適化し、上位に表示させるものでした。


それに対してSXOは、「体験」の最適化をするもの。


検索したユーザーの「体験」を重要視し、それにマッチしたウェブサイトが上位表示できる考え方です。


なぜGoogleが関係しているのか?


ここで疑問に感じた方もいらっしゃるかもしれませんので、なぜヤフーショッピングの検索にGoogleのアルゴリズムが関係しているのかをお話させていただきます。


まず検索エンジンのトップはGoogleです。


アメリカのアルファベット社のGoogleが検索エンジン王ですが、同じく検索エンジンのYahooもこのGoogleのアルゴリズムを採用し、同様の検索エンジンを使っています。


多少の検査結果の違いはあるものの、GoogleもYahooも類似した検査結果になっています。


全ての検索機能がGoogleのアルゴリズムではありませんが、少なからず検索機能のトップを走り続けているGoogleのアルゴリズムは、検索機能全体の指標になっているのは間違いありません。


そして、ヤフーショッピング自体も1つのウェブサイトです。


ヤフーショッピングもGoogleやYahooの検索エンジンの検索結果で上位表示を争うウェブサイトの1つ。


ヤフーショッピングの検索順位が落ちれば、必然的にヤフーショッピングのウェブサイトへのアクセスも減り、我々ヤフーショッピング出店者の売上も落ちる。


これらの理由から、Googleの検索エンジンのアルゴリズムの変化は、ヤフーショッピングのアクセス、そして出店者の売上にも直結しているのです。



「体験」を最適化せよ


少し遠回りになってしまいましたが、ここでSXOの「検索体験最適化」についてお話させていただきます。


これからはSEO(検索エンジン最適化)だけでなく、SXO(検索体験最適化)をしていかなければなりません。


この「体験」はいわゆる、「ユーザーが感じる事」です。


ウェブサイトを訪れた検索ユーザーが、そのウェブサイトで「感じる事」が「体験」になります。




イライラさせないサイトに


ウェブサイトを訪れたユーザーが「感じる事」は大きく分けて2つあります。


1、使いやすく有益なサイト
2、イライラしないサイト


簡単に言えば、「喜ぶか」、「イライラするか」の2つです。


そこで我々ができる「体験の最適化」、つまりSXO対策は「2、イライラしないサイト作り」です。




ポイントは「重さ」



イライラしないサイトの1番代表的なものは、「ページの重さ」です。


よくウェブサイトを訪問して、なかなか画像が表示されなかったり、すぐに情報が出てこないウェブサイトってありますよね?


あれがいわゆる「ページが重いウェブサイト」です。


このなかなかページが開かない、情報が表示されないウェブサイトが、ここで言う「イライラするウェブサイト」です。


確かにあまりにも表示スピードが遅いウェブサイトってイライラしますよね…?


このイライラするウェブサイトが、SXO対策ができていないので、今後の検索エンジンに嫌われてしまうのです。



ヤフーショッピングでできるSXO対策


そこで検索体験最適化(SXO)をするために、我々ヤフーショッピング出店者ができるSXO対策をお話します。



●イライラしないウェブサイトにする→ページを重くしない



でしたよね、ここでようやく冒頭の「画像だらけ」の出番です。


ページが重くなる要因を潰して、ページを軽くする事こそSXO対策なのですから、それを行っていけばいいのです。


その要因の1つが、「画像がページを重くしている」です。


画像だらけの店舗は、ページが重くなってしまっているので、これからのGoogleの検索エンジンのアルゴリズム「SXO」には不向きなのです。



画像をどうすればいいのか?


では画像だらけの店舗はこのページを重くしている画像をどうすればいいのでしょうか?


今のままでは画像の容量のせいでSXO的によろしくありませんよね。


これには2つの考え方があります。



1、シンプルに画像を減らす
2、画像の容量を減らす施策をする



まず1の「シンプルに画像を減らす」は、そのままの意味ですが、画像を減らしてページを軽くする方法です。


画像の枚数が減れば、その分ページは軽くなりますので、SXO対策をしている事につながります。


しかし、やはり先ほども言いましたが、画像を多くすればメリットもありました。


見栄えや導線、ついで買いなどの大きなメリットがある以上、画像の枚数を減らせない店舗もあるでしょう。


そんな時は、画像の保存形式(jpegやgif、png)を変更して容量を減らしていく方法も有効でしょう。


また、画像サイズも無駄に大きな画像があるなら調節して画像サイズを小さくすればページは軽くなります。


いづれにしても、今後Googleが検索体験最適化を求めている以上、我々ヤフーショッピング出店者もそれに追随していかなければなりません。


ユーザーの「体験」を追及しているウェブサイトが評価される時代になっていくのですから、「イライラしないウェブサイト」を作る行為こそが選ばれるウェブサイトです。


そしてヤフーショッピングの売上においてもSXO対策をしっかり行っている店舗が安定して売上を伸ばせる店舗になっていきます。


そのためにできる事は、ページを軽くする、つまり画像の整理や容量を減らす作業です。


大手の店舗などで、これ見よがしに派手なバナー画像を大量に並べている店舗がありますが、もしSXO対策に気付いていなければ、その店舗は知らぬ間に売上が下がっていくかもしれませんね。


今後のGoogleの検索エンジンのアルゴリズムの変化、SXOを知ったますくんnote読者様は、できるだけ早く画像の枚数や整理、サイズ変更などをしていきましょう。




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