草むしり
五月の連休といえば
いつものように姑の不機嫌から朝が始まり
出かけたいけど言い出せなくてもじもじしているうちに
小姑が子供二人を連れてやってきて
やんちゃな男の子二人を置いて姑を車に乗せて二人でどこかへ行ってしまう
自動的に子守りをさせられ、昼食の支度
そう、いつも自動的に私の連休の過ごし方は他者に決められてしまっていた
過ごしやすい気候となった五月。庭の草むしりをしながら思い出し
亡くなった姑をいまだに憎んでいる私。
もっと綺麗な心で過ごしたらいいのにね
嫌なことばかり思い出す困った私。
草むしりをした庭みたいに心も綺麗になったらいいのにね