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🔰 ほの的返し馬の見方

ほの的返し馬の見方

"返し馬" (かえしうま)について、まとめました🏇
パドックから本馬場に入場してきた馬が、
発走時刻まで馬場を散ってする足ならしのことでいわば馬のウォーミングアップのことをいいます✍🏻

今回はこの返し馬を見るときのポイントを
ご紹介します!⇩

⑴パドックとの差
例えば「パドックで落ちついていてこれはくるぞ」
と判断した馬がいたとします。
この馬が返し馬に行ったとたんイレ込んでしまった(テンションが高いくなってしまった)
場合、その馬の評価は下げざるおえません。

しかし、
レースに向けて競走馬が前向きな感情を持っている場合もあります。
前回パドックを見る前に押さえておいて欲しい③を考慮して検討していただきたいです。(パドックの記事)
逆にパドックでイレ込んでいたのに返し馬で落ち着いているように見える場合は、レース前に体力をかなり消耗してしまった可能性があります。
(異常な発汗などは馬券内から外した方がいいです)

また、返し馬をしない場合もあり
この場合パドックでだいぶイレ込んでしまっている場合などで
これ以上体力を消耗させないためです。
レース前にピークを迎えてしまうことが多いので要注意です。
逆に、気合い不足な馬は長めに行ってやる気をださせたり筋肉をほぐします。

さらに、パドックでのストレスを返し馬で発散できる場合もあります。
返し馬で準備が整うようなタイプの馬もいるので要チェックです。

ですから、どのような精神状態なのか、
気持ちの切り替えに成功しているのか…
というのがとても重要になります!

⑵騎手とのコンタクト

「騎手と馬の呼吸があっているか」というのは重要な点です。
実績があまりない騎手や若手騎手では実力以前に呼吸が合わないケースも多々あります。
なので騎手が馬をしっかりコントロールしているのかどうかを念入りにチェックしてください。
特に、騎手が初騎乗の場合はオーバーペースにしてしまったりするので注意が必要です。

ベテランの騎手やリーディング上位の騎手は
初騎乗もしっかり呼吸があう事が多いですから
普段騎手をあまりみない人も事前に知っておき、確認するといいですね。

簡易的なポイントとしては
・騎手の持つ手綱がピンとはっているか
・騎士が若干後ろに重心がかかっている

(3)走りのフォーム

馬が全力で走る時は重心が沈み、前肢は投げ出し、後肢はキックがしっかりします。
しかし、返し馬はあくまでウォーミングアップですから、返し馬は全力疾走するとオーバーワークになります。

ですから少し歩幅が狭くなる、レースの最後の直線のような走りまとまった走りが、返し馬のフットワークの目安になります。
首が、左右に揺れたりしている場合は
騎手と息があっていない可能性が高いので注意してみてください。
パドックでよくみみにするコズミ(筋肉痛)がとれているかフォームも確認してください。

また、足を痛めているような馬はかばうようなそぶりを見せます。
なのでそこも合わせてチェックしてください。

今回はパドックの次のステージ返し馬をご紹介しました!!
分析→パドック→返し馬
この順番でレースをみてもらうと、
データに肉付けができるのはもちろん、
データにないコンディションなど把握したりもできます✍🏻
なので皆さんもレースギリギリまで
自分の目で確認してみてください✨


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